過去ログ - 上条「神様だって殺してみせる」
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155:土蜘蛛[sage saga]
2013/10/10(木) 14:41:21.12 ID:on2QNH6X0
訳が分からなかった。
インデックスは魔術師から逃げていて、イギリス清教へと帰ろうとしていた。
なのに、追っていた魔術師がイギリス清教でしかも友人だ?

「完全記憶能力をご存知ですか?」
以下略



156:土蜘蛛[sage saga]
2013/10/10(木) 14:42:39.32 ID:on2QNH6X0
そう、彼女は

「天才です」

「扱い方を間違えば天災になるレベルの。教会が彼女をまともに扱わない理由は明白です。怖いんですよ、誰もが」
以下略



157:土蜘蛛[sage saga]
2013/10/10(木) 14:43:17.93 ID:on2QNH6X0
「だから何だよ、何でお前ら必要悪の教会はインデックスを追い回してる?」

「彼女は、覚えていないんです」

そういえば、一年前からの記憶がないとインデックスは言っていた。
以下略



158:土蜘蛛[sage saga]
2013/10/10(木) 14:44:12.14 ID:on2QNH6X0
「言ったでしょう、彼女の頭は15%しか使えません。記憶していけば一年で脳がパンクしていくんです」

その言葉にまた時が流れ出す。
上条が思ったことはただ一つ。

以下略



159:土蜘蛛[sage saga]
2013/10/10(木) 14:44:45.08 ID:on2QNH6X0
「あのな、兄さんとドラマ見てたんだよ」

「急に何の話です?」

「まぁ聞けって」
以下略



160:土蜘蛛[sage saga]
2013/10/10(木) 14:45:16.90 ID:on2QNH6X0
「それでな、気になったんだよその特異体質。パソコンとか本とかで調べまくってよ」

「完全記憶能力はどんなゴミ記憶でも一言一句記憶するが、それで脳がパンクすることはない」

「で、ですがっ! 彼女は現に!」
以下略



161:土蜘蛛[sage saga]
2013/10/10(木) 14:46:25.41 ID:on2QNH6X0
「話は最後まで聞け」

「は、はい」

「人間の脳ってのは思い出と知識はそれぞれ違うところに記憶されるんだ。それに140年もの思い出を記憶することも可能だ」
以下略



162:土蜘蛛[sage saga]
2013/10/10(木) 14:46:56.16 ID:on2QNH6X0
そんな神裂に追い討ちをかけるように上条は言った。

「そもそも15%が一年で埋まっちまうなら七歳の時には死んでるだろ」

「はっ!」
以下略



163:土蜘蛛[sage saga]
2013/10/10(木) 14:47:48.74 ID:on2QNH6X0
「まぁお前の話を聞く限り、アイツに何かしらの細工がしてあんのはほぼ確実だ」

「俺はアイツを守ると誓った。記憶の忘却なんてもんからも苦しみからも守ってやる」

「やる気があるなら、朝見てたアパートまで来い。ったくバレバレなんだよ」
以下略



164:土蜘蛛[sage saga]
2013/10/10(木) 14:48:36.82 ID:on2QNH6X0
「俺の右手はな、」

後一押し、一押しだけしてやれば、神裂はインデックスの友人に戻れる。

「それが異能の力ならば何だって打ち消せる」
以下略



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