221:土蜘蛛[sage saga ]
2013/10/14(月) 14:06:17.38 ID:9EEvdlb20
医者はふと何かを思い出したような様子を見せた。
「そういえば、白いシスターさんが来たよ? 名前は、インデックスだったかな」
「本当ですか?」
222:土蜘蛛[sage saga ]
2013/10/14(月) 14:06:59.48 ID:9EEvdlb20
「知り合いで良かった。知り合いじゃなかったら立派なテロだね、うん」
「ははは、すみません」
「ま、とりあえず退院だろ?」
223:土蜘蛛[sage saga ]
2013/10/14(月) 14:07:45.75 ID:9EEvdlb20
ホールに着くと、上条は立ち止まった。
前方から気配がしたからだ。
「とうま!」
224:土蜘蛛[sage saga ]
2013/10/14(月) 14:08:23.89 ID:9EEvdlb20
「で、お前。内に来るんだろ?」
「へ? 何で知ってるの?」
「神裂に聞いた」
225:土蜘蛛[sage saga ]
2013/10/14(月) 14:09:01.12 ID:9EEvdlb20
「とうま、ありがとう」
唐突にインデックスが礼を言ってきた。
それに上条は笑って答える。
226:土蜘蛛[sage saga ]
2013/10/14(月) 14:10:32.01 ID:9EEvdlb20
「シスターのお前にこんな事言うのは、どうかと思うんだけどさ」
首を傾げるような気配が伝わってくる。
「もし、神様ってヤツがいるとして」
227:土蜘蛛[sage saga ]
2013/10/14(月) 14:11:10.61 ID:9EEvdlb20
228:土蜘蛛[sage saga]
2013/10/14(月) 14:13:11.63 ID:9EEvdlb20
決意を込めるように右手を握りしめた上条の耳にインデックスの声が聞こえてくる。
「本当に殺されちゃ困るけど、とうまらしいかも。ありがとう」
インデックスがどんな顔をしているのか上条には見えない。
229:土蜘蛛
2013/10/14(月) 14:14:00.81 ID:9EEvdlb20
230:土蜘蛛
2013/10/14(月) 14:24:08.37 ID:9EEvdlb20
はい。
一巻はこれで終わりとなります。
魔術に関しては無理矢理感のある設定となってしまいました。
書き溜めが尽きかけですので書いてきます。
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