241:土蜘蛛[sage saga]
2013/10/18(金) 17:57:26.74 ID:KEqNriO/0
だが、急に気力を取り戻した青髪ピアス。
まるで、自分の求めていた物を見つけたと言わんばかりに満面の笑みを浮かべる。
上条には見えないが。
「あ、その子実は女装男子、男の娘とか? あー、萌えてきた!」
242:土蜘蛛[sage saga]
2013/10/18(金) 17:58:52.63 ID:KEqNriO/0
上条とインデックス、青髪ピアスの三人は安っぽいファーストフード店に来ていた。
食べること叶わなかったアイスをシェイクで妥協しようというのだ。
ついでにクーラーの効いた店内でのんびりする。
――予定だった。
だが当然というかなんと言うか、午後の店内は満員だったのだ。
243:土蜘蛛[sage saga]
2013/10/18(金) 18:00:06.75 ID:KEqNriO/0
ずきり。
暴走時特有の軽い頭痛とともに蒼紅い瞳が、男女、高校生中学生入り交じって混雑したファーストフード店内を映し出す。
一通り見ると窓側の一角にぽっかりと開いている四人掛けのテーブルがあった。
244:土蜘蛛[sage saga]
2013/10/18(金) 18:02:50.74 ID:KEqNriO/0
「あれ?」
辺りを見渡すと巫女さんの前に座っているインデックスと青髪ピアスがいた。
「勘弁してくれ……」
245:土蜘蛛[sage saga]
2013/10/18(金) 18:03:20.17 ID:KEqNriO/0
上条が諦めたように目に包帯を巻き付けながら机に近づくと巫女さんから声が聞こえた。
「ク――」
妙なデジャブを覚えた上条。
246:土蜘蛛[sage saga]
2013/10/18(金) 18:03:53.84 ID:KEqNriO/0
「――食い倒れた」
「……だと思ったよ」
予想通りの結末に上条の声はとても静かだった。
247:土蜘蛛
2013/10/18(金) 18:08:48.89 ID:KEqNriO/0
今回はプロローグのみです。
妹達編を早く書きたいため、2巻は出来る限り長さを少し抑えめにいきたいのですがどうなることやら。
ではまた、、、
248:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/10/18(金) 18:10:14.78 ID:EoB2S2Nbo
乙
禁書ssの本編トレースものってなぜか2巻キンクリ
または省略されるケースが多い気がする
なぜなのか
249:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/10/18(金) 18:11:34.34 ID:aB5TLs2Ao
姫神に需要がないから
250:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/10/18(金) 18:35:20.46 ID:izUI2Ilh0
式の口調ってあんなだっけ
第三人格のほうか
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