過去ログ - 上条「神様だって殺してみせる」
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347:土蜘蛛[sage saga]
2013/12/15(日) 20:55:33.06 ID:5OTETL5o0
「姫神?」

「気づかなければ、アウレオルス=イザードでいれたのに」

「ぐっ……、貴様ァ!」
以下略



348:土蜘蛛[sage saga]
2013/12/15(日) 20:56:06.38 ID:5OTETL5o0
姫神がヨタヨタと下がっていく。
それは恐怖からではない、射程から離れる動きだった。

「下がっていろ」

以下略



349:土蜘蛛[sage saga]
2013/12/15(日) 20:56:53.39 ID:5OTETL5o0
凄まじい勢いを保って、黄金の鏃が飛んでくる。
右の手を側面に触れるように振るう。
正面から受けると手が傷つく可能性があるからだ。
青年の手元に戻った鏃は風化するように消えていく。

以下略



350:土蜘蛛[sage saga]
2013/12/15(日) 23:22:14.29 ID:5OTETL5o0
鏃の一つが上条を追う事をやめ、通り過ぎていく。
その先にいるのは姫神秋沙。

「間に合えっ」

以下略



351:土蜘蛛[sage saga]
2013/12/15(日) 23:22:55.32 ID:5OTETL5o0
「てめぇは、殺す! 境界の外側の存在なら……いいよなぁ」

「ひっ……」

一瞬で懐へと入り、ナイフを振るう。
以下略



352:土蜘蛛[sage saga]
2013/12/15(日) 23:23:58.22 ID:5OTETL5o0
「避けられん程の黄金があればいい。手持ちは1982人前。必然、これで倒せんはずが無い」

アウレオルスの声はどこか狂っていた。
嗤う。
嗤い声が長い通路に響く。
以下略



353:土蜘蛛[sage saga]
2013/12/15(日) 23:25:10.71 ID:5OTETL5o0
アウレオルスはギチギチと固まった動きで振り返る。
その先に、猛禽のような目で睨みつけてくる、鬼がいた。

「う、ううああああああああああああ!!!」

以下略



354:土蜘蛛[sage saga]
2013/12/15(日) 23:26:02.30 ID:5OTETL5o0
上条は無言だ。
ただ蒼紅い眼がアウレオルスを射抜く。

「ぃ、ぎ、…………生ぎ、だい」

以下略



355:土蜘蛛[sage saga]
2013/12/15(日) 23:26:32.90 ID:5OTETL5o0
アウレオルスは、自らが人でない事を知った。
上条のナイフによって供給用のケーブルを断ち切られたときの脱力感。
そこから気づいてしまった。

「なら、何故だ。このまま果て逝く事さえ許せぬか?」
以下略



356:土蜘蛛[sage saga]
2013/12/15(日) 23:27:30.71 ID:5OTETL5o0
――、その頃。
白いシスターがとある男子寮から飛び出していった。


「ふふ、久しいな禁書目録。変わらぬ君の姿が美しい」
以下略



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