過去ログ - 上条「神様だって殺してみせる」
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351:土蜘蛛[sage saga]
2013/12/15(日) 23:22:55.32 ID:5OTETL5o0
「てめぇは、殺す! 境界の外側の存在なら……いいよなぁ」

「ひっ……」

一瞬で懐へと入り、ナイフを振るう。
以下略



352:土蜘蛛[sage saga]
2013/12/15(日) 23:23:58.22 ID:5OTETL5o0
「避けられん程の黄金があればいい。手持ちは1982人前。必然、これで倒せんはずが無い」

アウレオルスの声はどこか狂っていた。
嗤う。
嗤い声が長い通路に響く。
以下略



353:土蜘蛛[sage saga]
2013/12/15(日) 23:25:10.71 ID:5OTETL5o0
アウレオルスはギチギチと固まった動きで振り返る。
その先に、猛禽のような目で睨みつけてくる、鬼がいた。

「う、ううああああああああああああ!!!」

以下略



354:土蜘蛛[sage saga]
2013/12/15(日) 23:26:02.30 ID:5OTETL5o0
上条は無言だ。
ただ蒼紅い眼がアウレオルスを射抜く。

「ぃ、ぎ、…………生ぎ、だい」

以下略



355:土蜘蛛[sage saga]
2013/12/15(日) 23:26:32.90 ID:5OTETL5o0
アウレオルスは、自らが人でない事を知った。
上条のナイフによって供給用のケーブルを断ち切られたときの脱力感。
そこから気づいてしまった。

「なら、何故だ。このまま果て逝く事さえ許せぬか?」
以下略



356:土蜘蛛[sage saga]
2013/12/15(日) 23:27:30.71 ID:5OTETL5o0
――、その頃。
白いシスターがとある男子寮から飛び出していった。


「ふふ、久しいな禁書目録。変わらぬ君の姿が美しい」
以下略



357:土蜘蛛[sage saga]
2013/12/15(日) 23:28:09.75 ID:5OTETL5o0
ステイルは、すぐにどこかへと行ってしまった。
仕方なしに上条は姫神の元へと戻っていった。

目の前の少女はここでしか出来ない目的のためにいると言う。
アウレオルス=イザードがいなければ出来ない事を。
以下略



358:土蜘蛛[sage saga]
2013/12/15(日) 23:29:33.15 ID:5OTETL5o0
「いいから、出るぞ」

「ダメ。アウレオルスは言った。助けたい人がいるって」
「一人では出来ないと。彼らの協力が必要だって言った。だから私は約束した」
「私はアウレオルスを助けるために。殺すためじゃなくて助けるために」
以下略



359:土蜘蛛[sage saga]
2013/12/15(日) 23:30:19.64 ID:5OTETL5o0
「姫神の血は私にとっても重要なモノだ。回収しにきた次第」

距離2m。
上条にとっては無い距離だ。
ナイフを眼前に構え腰を落とす。
以下略



360:土蜘蛛[sage saga]
2013/12/15(日) 23:30:49.02 ID:5OTETL5o0
「全部だくそったれ!」

ナイフを足下へと突き刺す。
上条の体は、とたんに爆発的なエネルギーを得る。
そのエネルギーは上条を弾かせる。
以下略



361:土蜘蛛[sage saga]
2013/12/15(日) 23:31:23.85 ID:5OTETL5o0
「後がつかえている。懸念すべきは侵入者より、禁書目録の扱いか」

姫神がアウレオルスに何かを問いかける。
それを無視し、彼は鍼を首筋へと突き立てた。

以下略



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