過去ログ - 黒子「おまじない……?」#3.5
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252: ◆IsBQ15PVtg[saga sage]
2014/06/16(月) 01:32:57.80 ID:Ld3LhZpj0
黒崎「――!!」
慌てて周囲を眺め回す。
今度ははっきりと、少女の声が聞こえたから。
しかし――それらしき少女の姿は無い。
声からして、小学生か中学生の幼げな少女といったところだろうか。
教室の物陰に隠れているのか。
それとも廊下の暗闇の奥から叫んでいるのか。
刻命「おい、しっかりしろ。何でも無いわけがないだろう」
黒崎「…………」
すっかりうろたえぎみな黒崎の肩に手を掛ける刻命。
表情は普段の仏頂面であり、冷静そのもののように見える。
恐らく聞こえていないのだろう。
刻命の問いかけにも、目を大きく見開いたまますっかり押し黙っていた――が。
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