7:律「うぉっちめん!」[sage saga]
2013/09/25(水) 13:30:10.08 ID:yFOnK56a0
Come mothers and fathers
Throughout the land
And don't criticize
8:律「うぉっちめん!」[sage saga]
2013/09/25(水) 13:34:43.94 ID:yFOnK56a0
9:律「うぉっちめん!」[sage saga]
2013/09/25(水) 13:37:11.59 ID:yFOnK56a0
警察の眼を盗んで、唯の墜落現場から拾った物だった。
それには一条の血液が付着している。言うまでもなく、持ち主だった唯の血だ。
管理人「どうぞ、こちらです」
10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/09/25(水) 13:37:58.38 ID:fhcDPfoio
支援
11:律「うぉっちめん!」[sage saga]
2013/09/25(水) 13:43:34.60 ID:yFOnK56a0
犯人はまだ捕まっていない。熱狂的ファンによるストーキング殺人。個性派ミュージシャンで
あると同時に、お茶の間の人気を博したタレント。平沢唯さんを偲んで。
買い物に行く気も、料理をする気も起きず、夜九時を回ってようやくピザをデリバリーしたが、
一口食べて嚥下した途端、トイレで吐き戻してしまった。元々食欲など無かったのだ。
12:律「うぉっちめん!」[sage saga]
2013/09/25(水) 13:46:00.72 ID:yFOnK56a0
明け方の衝撃が、日中から夜にかけての悲しみと陰鬱が、五感に甦ってきた。
全身を震わせながら滂沱する梓。それに構わず、律は話を始める。
律「唯が殺された。誰かに。私はその誰かを探し出す」
13:律「うぉっちめん!」[sage saga]
2013/09/25(水) 13:50:13.04 ID:yFOnK56a0
女の鼻の骨を折り、男の頭を手すりに叩きつけてやった。
乗客は皆、見て見ぬ振り。関わり合いにならなけりゃ、対岸から火の粉は飛んで来ない
と思っているウジ虫共。
そうしているうちに世界中が火の粉に覆われるんだ。
14:律「うぉっちめん!」[sage saga]
2013/09/25(水) 13:53:14.27 ID:yFOnK56a0
『日誌 田井中律、記 2022年10月13日15時30分
やはり私達は昔のままではいられなかった。
15:律「うぉっちめん!」[sage saga]
2013/09/25(水) 13:57:15.70 ID:yFOnK56a0
律「目の上のタンコブがくたばってくれた安心感か? 憧れの存在を失った喪失感か?
両方ってのも有りだぜ」
澪の顔が紅潮し、奥歯がギリギリと噛み鳴らされた。拳は強く握り締められ、今にも律に
16:律「うぉっちめん!」[sage saga]
2013/09/25(水) 14:00:56.30 ID:yFOnK56a0
第二章《死の証明》
そぼ降る小雨は一向に止む気配が無かった。
広い斎場は多数の列席者で溢れ、ムッとする人いきれが10月の肌寒さを忘れさせる程だ。
平沢唯の告別式。
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