6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/09/26(木) 01:06:09.09 ID:ZT2DrA0fo
もちろん、他の艦娘たちだってそう。
はじめは不安で仕方がなかった提督という重荷も、個性豊かな彼女らに囲まれ、いつだったか楽しむようにさえなっていた。
だからこそ。
そんな彼女らを戦地に赴かせなければならないからこそ。
せめて鎮守府にいる間は、彼女らにいつも笑顔でいて欲しい。
仲良く楽しくいて欲しい。
常々考えていたことだ。
「なんとかしないとな」
出て行った時雨を追いかけることはまだ出来ない。
彼女のあぁいったところがダメというわけではないし、否定するわけでもない。
それでも、少女らしく笑って欲しい。
「まだ、何をどうしていいか分からないけど、さ」
独白は雨音に吸い込まれ、誰にも聞かれることなく消えていく。
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