96: ◆XtjOmDyc46[saga]
2014/01/10(金) 16:57:45.92 ID:5Wc8CN0mo
広げられた紅茶セットを囲むように、金剛に榛名、鈴谷と熊野が席についていた。
「ンー、時雨は紅茶苦手でしたカ?」
「そういうわけじゃなくてさ」
「だったら、shit down! はやく席についてくだサーイ」
満点笑顔の金剛に気圧され、空いていた椅子に腰を下ろす。
おそらくこのお茶会の主催であろう帰国子女の彼女は、楽しそうに時雨の分の紅茶を用意していた。
「いきなり御迷惑でしたか?」
少しだけ申し訳なさそうな笑顔をみせつつ、榛名はそっと時雨に耳打ちする。
「あぁなった金剛お姉様はもう止められなくって……」
「僕は大丈夫だけど……こんなにしちゃっていいの?」
どう考えても仕事部屋でなくなった提督執務室を見渡す。
提督の姿が見えないのも気になるが、元に戻すのも大変そうだった。
「そこはその……榛名が責任を持って直しますので」
「うーん。提督も怒ったりはしないだろうけどさ」
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