98: ◆XtjOmDyc46[saga]
2014/01/10(金) 16:58:57.72 ID:5Wc8CN0mo
「なるほどねー。どうなの、時雨的にはさー?」
新しいおもちゃでも見つけたような笑みを受かべ、鈴谷は時雨に詰め寄ってくる。
こういう話が好きな彼女にとっては格好のネタといったところだろう。
「どうもこうもないよ。僕じゃない方がよかったってだけの事さ」
「ほほー。なるほどねー。うんうん」
「な、なんにもないってば!」
「えっへっへー。なにをそんなに焦ってるのかなぁ?」
ニヤニヤを隠そうともしない鈴谷に時雨は少しだけ頬を膨らませる。
「うううー。私だけ仲間はずれデース」
「そんなことありませんわ、金剛さん。わたくしがしっかりと見ておりましたとも」
「熊野はいい娘デスネー」
熊野が、撫で撫でと優雅な手つきで金剛の頭を撫でる。
立ち居振る舞いがどこかお嬢様である熊野は兎も角、4姉妹の長女である金剛が頭を撫でられている姿はなんとも新鮮味のあるものだ。
「ふふふ。わたくし、他の艦むすとは一味、違いましてよ?」
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