過去ログ - 【オリジナル】乙女合体ガチユリダー
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54:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/10/05(土) 14:34:40.77 ID:s1AcU34AO
HR

先生「えー今日は…今日もか、転校生を紹介する」

琴主「え?」

正純「まぁ、珍しいですね?こんな急に、それにまじるさんに続く転校生だなんて」

 突然の知らせに教室中がどよめいていると、扉を開いてまず目に入ったのは赤い色。
 そして他校の制服に身を包みながらも隠せない、その見事なプロポーション。

琴主「おお」

正純「わぁ…」

 赤く癖のある髪を自由に伸ばしたその少女は些か奇抜な印象を持たせるが、それ以上にその少女は美人だった。
『根本・さいか』と、電子黒板に名前を書くと、クラスの全員に振り返った。

「ねもと・さいかです…このクラスを支配しにきました、よろしくお願いします」

 笑顔で言った、その言葉にクラスが凍りついた。

先生「はい、では根本さんは…んん?」
 先生も一瞬遅れてその挨拶のおかしさに気付いて、さいかを見る。

根本「…何かおかしいですか?」

先生「え、ええいや…ええと……」

 その仮面のような笑顔で振り向かれ、驚いた先生はタブレット端末を覗く。
 タブレットに一瞬のノイズが走るが、気付かず先生はそこに書かれた情報に目を通すと、安心して胸をなで下ろした。先生「あー、根本さんは長い間海外に住んでいて日本語が危うい時があるそうだ。偶に間違えて変なこと言うかもしれんが誤解せず仲良くするように、以上!」

 パチパチパチパチ
正純「は、はぁ…びっくりしました」

琴主「だよねぇ」

 まつりと話しながら、交は一瞬だけさいかを見た

根本(ハジ……設定を勝手に変えないで)キッ

(変なこと言うからだ、焦らせるな)

根本「…!!…よろしく」ニコッ

琴主「!! よ、よろしく」ビクッ

 一瞬だけ、険しい顔をしたさいかに驚いた交は、おとなしくさいかの威圧感ある笑顔に頷いた。


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