過去ログ - 落とし胤の一夏「今更会いたいとも思わない」
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103: ◆G4SP/HSOik[saga]
2013/09/28(土) 12:16:55.40 ID:5H8gBlq40







SP1「く、まだ外部との連絡がつかないのか!?」

SP2「さすがに要人護衛をしながらこの数を捌くのは無理があるか…………」

爺様「すまんな…………」

SP1「いえ、会長が気に病むことはありません」

SP2「そうですよ。人には得手不得手がある。会長には会長の、俺たちには俺たちにできることとできないことがあるんだからさ」

爺様「そうだな…………」

SP1「しかし、深夜の激しい雨の中、堂々と襲撃してきたせいで虚を突かれた」

SP1「まさか、トレーラーで乗り込んでくるとは…………!」

SP2「しかも、相手は本格的な重装タイプと軽装タイプの2つで構成されてるときたもんだ」

SP2「こっちは拳銃しか無いのに、あっちは盾と機関銃持ちだ。この戦力差はいかんともし難いね」

爺様「さて、どうする? “アビス”に逃げこむか?」

SP1「――――――それは!?」

SP2「確かにあそこは核シェルターを兼ねる場所で、こういう時のための迎撃用装備も仕込まれてますけど、時間稼ぎにしかならないでしょうな……」

SP1「それに、“アビス”の存在はごく一部の人間にしか知られていません。それを晒すのは――――――」

SP2「最大戦力もここにはいないことだし…………」

爺様「覚悟を決めねばならんか……」

SP1「お供します」

SP2「希望はあります。会長の意思は受け継がれた――――――」

爺様「フハハハハ! 人生、長生きしてみるものだな…………果報者だ、儂は」

SP1「む?」

ピカー!

SP1「――――――何の光!?」

SP2「雷ではない――――――は、この音は!」

バララララ

SP2「しめた! SP隊のヘリの応援だ! どうやらまだ次代に思いを馳せる時じゃないようですよ」

爺様「驚くほど早かったな…………逸早くこの事態を察知し、手を回せるだけの人物と言えば――――――」




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