107:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/09/28(土) 19:04:19.90 ID:0AKJu9Xr0
穂乃果「えっと……」
絵里「練習が終わってここでお喋りしていたら、穂乃果だけいつの間にか居眠り」
希「最近はハードな練習が続いてたし、みんなで起こさんとこう言うて、そっとしといたんや」
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2013/09/28(土) 19:05:05.54 ID:0AKJu9Xr0
花陽「へぇー……」
にこ「ふーん」
真姫「なるほどね」
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2013/09/28(土) 19:05:41.97 ID:0AKJu9Xr0
穂乃果(あの蝶、どこかで……)
絵里「あら、本当。秋も深いのに珍しいわね」
穂乃果(そうだ……!確かに、さっきの夢の中で……)
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2013/09/28(土) 19:06:26.79 ID:0AKJu9Xr0
花陽「……海未ちゃんみたいに作詞も出来ませんし……」
真姫「もちろん曲も作れない」
希「ことりちゃんと違って衣装も作れられへんし」
111:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/09/28(土) 19:07:04.47 ID:0AKJu9Xr0
真姫「まったく、おかしなものよね」
にこ「つくづく不思議で仕方ないわ、我ながら」
穂乃果「みんな……?」
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2013/09/28(土) 19:07:48.32 ID:0AKJu9Xr0
にこ「……それにしても、笑っちゃうわね」
穂乃果「……?」
にこ「容姿端麗で、歌もダンスも性格も完璧な美少女って……。で、そいつのもとにニコたちが?」
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2013/09/28(土) 19:08:31.07 ID:0AKJu9Xr0
穂乃果「……凄いアイドルなんだよ?何もかも完璧なんだよ?誰だって、憧れちゃうよ……」
絵里「でも、もしその子が穂乃果だったら、私たちは……μ'sは、果たしてこんな風に集まっていたかしら?」
真姫「……どうかしらね」
114:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/09/28(土) 19:09:23.86 ID:0AKJu9Xr0
絵里「ねえ穂乃果。私は思うんだけど」
穂乃果「……」
絵里「私の中にも、確かに理想の自分がいるわ。でも、結局それって、単なるイメージや言葉に過ぎないの」
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2013/09/28(土) 19:09:54.09 ID:0AKJu9Xr0
穂乃果「希ちゃん……にこちゃん……絵里ちゃん」
真姫「穂乃果だって、気づいてるんでしょう?あなたの夢の終わり……」
希「……夢の終わりに、いても立ってもいられなくなった穂乃果ちゃんが必死で伸ばした手の、その先にあった―眩しい光」
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2013/09/28(土) 19:10:38.44 ID:0AKJu9Xr0
絵里「穂乃果がいなくなれば、μ’sはμ’sでなくなり、私たちは私たちではなくなる……」
希「それは、例え話でもなんでもあれへん。文字通りの意味なんよ」
穂乃果「穂乃果は、穂乃果は……!!」
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