314: ◆yJ9Y64R876[saga]
2013/10/26(土) 01:51:14.70 ID:vRxL7zLj0
少年「……これで勝ったと思うなよ!」
竜『30回も連続で負けといてその台詞とは恐れ入ったよ、あっはっは』
少年「…………」ポカポカ
315: ◆yJ9Y64R876[saga]
2013/10/26(土) 01:52:00.42 ID:vRxL7zLj0
少年「疲れた……なんて無駄な体力を使ったんだ僕は」
竜『ほらもう休みな、俺の腕の中で』
少年「ん、そうする。おじゃましまーす」
316: ◆yJ9Y64R876[saga]
2013/10/26(土) 01:52:59.46 ID:vRxL7zLj0
少年「男2!」バンッ
女「静かにして、ここは病院」
少年「あ、ごめん。それで男2は…?」
317: ◆yJ9Y64R876[saga]
2013/10/26(土) 01:55:07.83 ID:vRxL7zLj0
少年「…………」トボトボ
竜『やあおかえり少年。元気ないね』
少年「……友達が大怪我したんだ」
318: ◆yJ9Y64R876[saga]
2013/10/26(土) 01:56:08.69 ID:vRxL7zLj0
竜『でも?』
少年「生きてて……よかった…!」
竜『…………(俺が"や"ってしまったら少年は哀しみのあまり涙を流すんだろうか)』
319: ◆yJ9Y64R876[saga]
2013/10/26(土) 01:57:56.35 ID:vRxL7zLj0
少年「夜になりました」
竜『そうですね』
少年「今日は月も出てないから何も見えない、ポチよくこんなところで過ごせるな」
320: ◆yJ9Y64R876[saga]
2013/10/26(土) 01:59:43.30 ID:vRxL7zLj0
竜『おお、キャンドルランタンとはまた懐かしいものを。でも明るいねえ』
少年「なんか見てるだけで暖かくなるな」
竜『確かに、なんかこういうのもいいねえ。綺麗だ』
321: ◆yJ9Y64R876[saga]
2013/10/26(土) 02:00:48.23 ID:vRxL7zLj0
竜『別に難しく考える必要はないよ、ただ率直に言ってくれればいい』
少年「僕がポチのことどう思っているのか?」
竜『そう』
322: ◆yJ9Y64R876[saga]
2013/10/26(土) 02:01:56.12 ID:vRxL7zLj0
竜『(できれば友達くらい言って欲しかったな)そっか、じゃあしょうがないね』
少年「友達って感じ、ではないと思う」
竜『っ!』
323: ◆yJ9Y64R876[saga]
2013/10/26(土) 02:03:20.49 ID:vRxL7zLj0
少年「逆にさ、ポチは僕のことどう思ってるんだよ」
竜『えー俺前言ったじゃん』
少年「…そうだっけ?」
324: ◆yJ9Y64R876[saga]
2013/10/26(土) 02:04:27.35 ID:vRxL7zLj0
少年「…………」ウトウト
竜『少年もう我慢せずに寝れば?』
少年「いやだ、…もうちょっとポチと話してたいムニャムニャ」
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