685: ◆yJ9Y64R876[saga]
2014/05/19(月) 00:37:24.35 ID:iQKLiftM0
学者「ぷーくすくす! うひゃひゃひゃっ!」
少女「メビウスさん今とってもかわいいですよ!」
竜『か、かわいいだと!? この俺が!?』
686: ◆yJ9Y64R876[saga]
2014/05/19(月) 00:38:19.29 ID:iQKLiftM0
竜『あ、でもこれなんだかいい匂いするね』シュルシュル
学者「はい、この紅白の花ここで始めて見つけたんですけどとても香りが良くてわたしのお気に入りなんです。花畑の隅っこの方に数本しか咲いていないので探すのにちょっと時間掛かっちゃいました」
竜『…うん、こういうのも悪くない。気に入ったよありがとう』
687: ◆yJ9Y64R876[saga]
2014/05/19(月) 00:39:02.02 ID:iQKLiftM0
―洞窟―
竜『やれやれ結局山道の入り口まで送っていくことになった、誰かに見られたらどう弁明するつもりだったんだ』
竜『……ふう、今日は少し疲れたな。でも、それに見合うだけの充実した時間だった。泳げるようになったし、いい香りのする冠は貰えたし』
688: ◆yJ9Y64R876[sage]
2014/05/19(月) 00:40:06.46 ID:iQKLiftM0
今日はここまで、次回は♪てっぽう
689:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/05/19(月) 09:08:24.15 ID:m6n3p35LO
おつ
690: ◆yJ9Y64R876[saga]
2014/05/25(日) 18:13:30.19 ID:jkAl/xND0
―数日後、学校―
「えー、最近学校の近くで不審者が目撃されているそうです。ですので生徒の皆さんは、怪しい人を見つけたら決して近寄らないように」
少女「不審者だって男の子くん、気をつけないとね」ヒソヒソ
691: ◆yJ9Y64R876[saga]
2014/05/25(日) 18:14:07.44 ID:jkAl/xND0
少女「ねえ、なんで先生の言ってた不審者さんって暑いのに態々コートなんか着てるんだろうね?」
男の子「…俺その人見たことある気がする」
少女「そ、それほんと!? どこで?」
692: ◆yJ9Y64R876[saga]
2014/05/25(日) 18:14:44.76 ID:jkAl/xND0
男の子「危ないかはわからないけど何故かその人、常に息が荒かった」
少女「それ間違いなく危ない人だと思うよ…、他に何か特徴は?」
男の子「うーんと、確か公園で遊んでいる女の子を離れたところで凝視しながら「もうここでいいか…いやこんな所じゃ……まだ早まるな……ハアハア」とか呟いてた程度」
693: ◆yJ9Y64R876[saga]
2014/05/25(日) 18:15:40.65 ID:jkAl/xND0
男の子「俺気になったからずっと見張ってたけど、その後すぐに公園から出て行ったよ。ずいぶん歩きにくそうだったけど」
少女「うぅん、でもやっぱり怪しいなあ。そんな人が近くにいるのかあ…」
男の子「心配ならこれをもっておくといい、催涙スプレー」サッ
694: ◆yJ9Y64R876[saga]
2014/05/25(日) 18:16:22.06 ID:jkAl/xND0
―帰り道―
少女「わざわざ家まで送ってくれなくてもいいのに」
695: ◆yJ9Y64R876[saga]
2014/05/25(日) 18:16:57.63 ID:jkAl/xND0
♪てっぽう
少女「本当にそれが狙いだったんだね、少なからずショックだよ」
男の子「…君の身の安全を守る二次的目的もある」キリッ
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