802: ◆yJ9Y64R876[saga]
2014/06/29(日) 20:12:30.02 ID:HfXmAFKh0
♪目覚め
お母さん「お前が死ねばよかったんだ……あの時死ぬべきなのはお前だったんだ!」グググ!
少女「…………(そんなこと知ってる)」
803: ◆yJ9Y64R876[saga]
2014/06/29(日) 20:13:19.46 ID:HfXmAFKh0
お母さん「うぎゃああああ目が痛いいいい」ゴロゴロ
少女「げほげほっ! はあ、はあ……その、くらいで痛がるなっ…! 彼はもっと痛かったはずだよ!」
お母さん「くそおお殺す殺す殺してやる!」
804: ◆yJ9Y64R876[saga]
2014/06/29(日) 20:13:55.28 ID:HfXmAFKh0
少女「はあ、はあ、……わたし、逃げてばっかりだな。あはは」
少女「もう、どこに逃げればいいのかなあ…」
少女「……そうだ」
805: ◆yJ9Y64R876[saga]
2014/06/29(日) 20:14:34.34 ID:HfXmAFKh0
―洞窟―
少女「着いた」
少女「あれ、メビウスさん…?」キョロキョロ
806: ◆yJ9Y64R876[saga]
2014/06/29(日) 20:15:20.91 ID:HfXmAFKh0
少女「…メビウスさんすごいなあ。こんなに難しい本読んでるんだ」
少女「そうだ、こんなに難しい本を読んでるなら学校の宿題なんて簡単に解いてくれるかもしれない。今度教えてもらおう」
少女「それで先生なんて呼んでみたりして、ふふっ…………あ」
807: ◆yJ9Y64R876[saga]
2014/06/29(日) 20:15:51.51 ID:HfXmAFKh0
―少女の家―
少女「ただいま」
少女「お母さんはまだ帰ってきてない」
808: ◆yJ9Y64R876[saga]
2014/06/29(日) 20:16:25.91 ID:HfXmAFKh0
―深夜、少女の部屋―
学者「…………」ガチャ…
少女「……ん、あれ……お母さん? 帰ってきてたの…?」
809: ◆yJ9Y64R876[saga]
2014/06/29(日) 20:17:09.48 ID:HfXmAFKh0
学者「少女、聞いてくれ。暫く家に帰れなくなる」
少女「……いいよ、もう」
学者「こんな時にすまないな、心細い思いをさせることに…」
810: ◆yJ9Y64R876[saga]
2014/06/29(日) 20:17:43.88 ID:HfXmAFKh0
学者「……はあ。やれやれ馬鹿を言うのはこの口か? うん?」グニッ
少女「い、いふぁいよおかあさん!」
学者「私はな、少女の母親だ、他人が何と言おうともな。子を見捨てる母親などいないのだわかったか馬鹿娘め」ナデナデ
811: ◆yJ9Y64R876[saga]
2014/06/29(日) 20:18:21.02 ID:HfXmAFKh0
―?―
竜『…………(睡眠はいいものだ)』
学者「おい起きんかメビウス。せっかく私が会いに来てやったというのにそんなに寝ていては豚か牛になるぞ」ペシペシ
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