849: ◆yJ9Y64R876[saga]
2014/07/21(月) 02:15:38.96 ID:25c1NsJp0
少女「(…なるほど、あの街の研究所の地下ですか)」
竜『(地上と違って地下の存在は公には秘匿されている。一般人が出入りできるような場所じゃない。監視の目も厳しい。子供の君が単身で侵入できるほど甘くはないよ)』
少女「(でも地下に降りるためにはエレベーターのパネルを特定の手順に沿って操作すればいいだけなんですよね? その手順もメビウスさんは知っている)」
竜『(研究員達がガラスの向こう側で羽振り良く情報を漏洩してくれるからね。まあ目の前の実験体がテレパシーで情報を外に送るだなんて想像もつかないだろうから仕方ないと思うけど)』
少女「(…監視の目、っていうのは具体的には)」
竜『(監視カメラが至る所に。2つ隣の部屋の警備室を覗いて見る感じカメラの性能は人の顔がなんとか区別できる程度だけどあまりにも数が多すぎる。それら全部に察知されないように行くというのは無理そうだ)』
少女「(警備員の目はありますか?)」
竜『(え? えーと…警備員は基本的に地下全体を巡回してるみたいだ。でもほとんど機械に任せているせいか巡回する人はそう多くはない。人の目なんて必要ないぐらいここのセキュリティは強固ということだ)』
少女「そう、ですか……」
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