過去ログ - 【安価SS】モノクマ先生になって絶望を与えてみよう!chapter 4【ダンガンロンパ】
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803:希望ヶ峰学園文芸部 ◆rI6W0eLi2sQw[saga]
2013/12/07(土) 21:40:35.31 ID:k+7KDSyi0

 10日目、夜

《教室 1−A》


(舞園は手慰みにメモ用紙を千切ったり折ったりしている)

舞園「…………」

桑田「よっ、さやかちゃん!」

舞園「あ……桑田くん」

舞園「どうしましたか?」

桑田「いや、なんかね。ちょっとさやかちゃんと、お話ししてみたくなったり?」

舞園「…………」

桑田「何してんの? 折り紙?」

舞園「……そうですね。鶴を折ってます」

舞園「友達には青いネコ型ロボットを折れたりする子もいますけどね」

桑田「え、マジで? すごくね?」

舞園「そうですね」

桑田「……あー、さやかちゃん、もしかして俺のこと嫌いだったりする?」

舞園「……そんなことはないですよ。普段だったら……、楽しい人だと思うんですけど」

舞園「どうしてこんなことになったんでしょうね」

桑田「本当だよな。帰りてぇよな」

桑田「でも人を殺すとかな……無理だよな」

舞園「無理なんですか?」

桑田「うーん。えっとさ」

桑田「DVDが本当だとしてよ? 正直どうしようもないんだよな」

舞園「…………」

桑田「俺一人じゃ助けに行けないしなぁ。警察だってぶっちゃけ頼りになんねぇ感じだし」

舞園「じゃあ、桑田くんはどうするんですか?」

舞園「何もしないまま黙って見てろっていうんですか?」

舞園「自分が消えてしまうかもしれないのに……」

桑田「え、何それ? 消えるって何?」

舞園「……桑田くんにはわからないでしょうね」

桑田「えっと。良かったら説明してくんない?」

桑田「俺さ、よくやっちまうんだよね。さやかちゃんもまじめタイプっしょ?」

桑田「俺、テキトーにやるタイプだから、まじめタイプはカチンってくるみたいでさ」

桑田「でもさ、俺さやかちゃんのこと好きだし。いや、マジで」

桑田「だからさ、やっぱ傷つくわけよ、嫌われてるってマジで」

舞園「…………」

舞園「嫌いなんかじゃないですよ」

舞園「ただ、イライラするだけです……普段なら気にしないようなことなのに」

桑田「えっと……自分が消えるとか何とか」



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