過去ログ - 【安価SS】モノクマ先生になって絶望を与えてみよう!chapter 4【ダンガンロンパ】
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846:希望ヶ峰学園文芸部 ◆rI6W0eLi2sQw[saga]
2013/12/08(日) 21:22:09.70 ID:zv5soDLL0

 11日目、昼

《舞園の部屋》


 ぴんぽーん

舞園「はい」

苗木『ボクだけど。いいかな』

舞園「……どうぞ」

(苗木が入ってきた)

苗木「…………」

舞園「どうしましたか?」

苗木「昨日のこと、大丈夫?」

苗木「DVD見た後、ちょっとパニックになってたし、霧切さんのことも……」

舞園「…………」

舞園「怖かったです。とても」

苗木「……そう、そうなんだ」

苗木「ごめんね。傍にいられなくて」

舞園「ふふっ、ありがとうございます」

舞園「私は大丈夫ですよ」

苗木「舞園さん、約束、覚えてる?」

舞園「…………」

苗木「ボクはキミに騙されない、裏切らせない」

苗木「そんな辛いこと、させたくない。その約束をした時の、キミの顔は」

苗木「苦しそうだった。裏切るかもしれない自分に怯える、キミの姿は」

舞園「そう見えたんですか? 自分じゃ、わからないですけど」

苗木「DVD……何が映っていたの?」

舞園「……苗木くんは?」

苗木「……家族が……」

舞園「そう。私は、私のグループが……グループのみんなが」

(舞園は涙をこぼした)

苗木「舞園さん」

舞園「…………」

舞園「消えちゃった」

舞園「私、消えちゃったんだ……」

舞園「みんなの中から消えちゃった。でも、私に確かなものが一つ、あるとしたら」

舞園「…………」

舞園「私、苗木くんが好きです」

苗木「―――え?」



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