過去ログ - 【安価SS】モノクマ先生になって絶望を与えてみよう!chapter 4【ダンガンロンパ】
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847:希望ヶ峰学園文芸部 ◆rI6W0eLi2sQw[saga]
2013/12/08(日) 21:22:48.27 ID:zv5soDLL0

舞園「……本当、ですよ」

舞園「だから、苗木くんがこのコロシアイに乗ろうとしてたなら、私は何でも手伝ったと思います」

苗木「そんなの、駄目だよ!」

舞園「ですよね。苗木くんはそういう人ですよね」

舞園「みんなで脱出したいんですよね。だから」

(舞園は苗木を抱きしめた)

舞園「――やっぱり、男の子の身体なんですね」

苗木「舞、園……さん」

舞園「私の中で確かなものは、もう、苗木くんが好きという気持ちだけだから」

舞園「私、苗木くんの為なら何でもする」

舞園「苗木くんの望みを叶える為に、何でも」

舞園「…………」

苗木「…………そ、その」

舞園「……苗木くんは優しいから、私のこともきっと可愛く思ってくれてるんだろうなって思います」

舞園「嬉しいです、そうだったら。すごく嬉しい。だけど」

舞園「その想いが、苗木くんの邪魔をするなら」

舞園「――苗木くんの中の私を滅茶苦茶に壊してあげるから」

苗木「え?」

舞園「そしてもし、私が苗木くんの邪魔をするようになったら」

舞園「苗木くんが私を、捨てやすくなってあげますから」

苗木「舞園さん、何を考えてるの……?」

舞園「…………」

舞園「ありがとう。裁判の時、私を庇ってくれて……本当に嬉しかったです」

舞園「じゃあ。またあとで」

(それ以降は舞園は何も話そうとせず、苗木は気圧される形で部屋を出た)



《寄宿舎・廊下》


苗木「…………」

苗木「舞園さんが、ボクのことを……?」

苗木「ボクの為に、何をする気なんだ……!?」

(苗木は扉を見た)

(インターホンを押そうとしたが、代わりに壁に拳を叩きつけ、その場を離れた)




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