過去ログ - ドラえもん「タイムふろしき〜」パンパカパーン
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13:. ◆9GmoiQGLItwN[saga]
2013/10/03(木) 00:15:40.22 ID:otDtwWM80

中学生時代、そして高校生時代と、寝る間も惜しんで勉強し続けた結果、僕は日本の最難関大学に合格した。最も勉強のできない小学生は最も勉強のできる大学生になったんだ。

その後、僕は大学、大学院を出て、大学の教員、さらには教授になった。
僕はその間、『感情を持った人工知能』の開発に全身全霊を注ぎ込んだ。そう、ドラえもんの言葉を自ら実行しようと考えていたんだ。

20年にも及ぶ研究の末、僕は見事その開発に成功、科学者の中で最も名誉ある賞も受賞し、豪華な屋敷も建てた。

しかし、いくら人工知能を開発しても、ドラえもんには会えなかった。新しく作った人工知能はどれもただの人工知能に過ぎなかったんだ。

絶望した僕は、タイムマシンの開発に手を出した。でも、その開発は一歩も進むことは無かった。

僕は次第に屋敷に引きこもるようになっていった。ドラえもんに会いたい。ただその一心が僕の心を支配していた。

そして、その頃にはもうあの日の出来事はすっかりと忘れ去られていたんだ。




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