20: ◆RfwyoP3XQY
2013/10/04(金) 00:48:17.07 ID:NUTeAmdeo
店主「ほー。ありがとうございます」
頼子「いえ、私のことを…知っている人がいたってだけで…嬉しいです」
店主「頑張ってくれよ。毎週番組観るようにするから」
21: ◆RfwyoP3XQY
2013/10/04(金) 00:49:51.04 ID:NUTeAmdeo
P「凄かったな頼子」
頼子「えぇ、正直まだ余り実感が湧きません」
頼子「見ている人はいるんですね」
22: ◆RfwyoP3XQY
2013/10/04(金) 00:52:13.55 ID:NUTeAmdeo
文香「あ、いえ、なんでもないですよ。次は…どうしましょうか」
P「他の古本屋も周りますか?」
文香「あ、いえ、平気です」
23: ◆RfwyoP3XQY
2013/10/04(金) 00:53:38.71 ID:NUTeAmdeo
喫茶店
店員「ご注文はお決まりでしょうか?」
P「えーっと、コーヒーブラック一つと…二人はどうする?」
24: ◆RfwyoP3XQY
2013/10/04(金) 00:55:30.85 ID:NUTeAmdeo
文香「忙しいみたいですね…」
頼子「Pさんが忙しいから私の仕事もあるので私は、何とも言えないのですけどね」
文香「確かにそうですね」
25: ◆RfwyoP3XQY
2013/10/04(金) 00:57:56.64 ID:NUTeAmdeo
P「いやー、悪い悪い。ちょっと仕事関係の電話で」
頼子「大丈夫ですか?」
P「平気だよ。明日以降のスケジュール確認くらいだし」
26: ◆RfwyoP3XQY
2013/10/04(金) 01:00:20.84 ID:NUTeAmdeo
P「――サインですか?」
文香「えっ…」
P「いえ、古本屋を出た辺りから、鷺沢さんの態度がちょっと変わった気がして…」
27: ◆RfwyoP3XQY
2013/10/04(金) 01:03:24.60 ID:NUTeAmdeo
P「なんだ?」
頼子「あの…申し訳ないんですが、私帰らなくちゃいけなくなりまして…」
P「何かあったのか?」
28: ◆RfwyoP3XQY
2013/10/04(金) 01:04:07.46 ID:NUTeAmdeo
文香「あれ?古澤さんは?」
P「何でも、家族での用事があったらしくてね。帰ったよ」
文香「はぁ…そうですか」
29: ◆RfwyoP3XQY
2013/10/04(金) 01:05:32.71 ID:NUTeAmdeo
P「…アイドルのプロデューサーである人間がこんなこと言っても説得力がないのは分かっているのですが」
文香「はい。なんでしょう」
P「アイドルになった、ならないで人間としての差はないと思います。確かに世間的に有名にはなるでしょうが、それが偉いと等号で結ばれるわけではないと思います」
30: ◆RfwyoP3XQY
2013/10/04(金) 01:08:41.29 ID:NUTeAmdeo
P「……人の心を奪いたい」
文香「はい?」
P「頼子がアイドルになった理由です。人の心を虜にしたいということなんでしょう」
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