31: ◆RfwyoP3XQY
2013/10/04(金) 01:09:33.36 ID:NUTeAmdeo
P「えぇ、頼子だって、そこまで人と話すのも得意じゃないでしょうし、列挙していけば被る所はあるでしょう」
P「あ、そう言えば、以前、鷺沢さんに、『月が綺麗ですね』 の訳を聞いたことがありましたね」
文香「あ、はい…」
32: ◆RfwyoP3XQY
2013/10/04(金) 01:14:02.54 ID:NUTeAmdeo
文香「古澤さんはなんて答えたんですか?」
P「そうですね…。多分今聞いても、答えてくれないかもしませんが、『愛している』と伝えるそうです」
文香「え…」
33: ◆RfwyoP3XQY
2013/10/04(金) 01:15:37.60 ID:NUTeAmdeo
公園
P「ここでいいですか?」
文香「公園ですか?」
34: ◆RfwyoP3XQY
2013/10/04(金) 01:16:36.34 ID:NUTeAmdeo
文香「…プロデューサーさん」
P「はい」
文香「私…。朝、古澤さんが言っていた言葉の意味が分かりましたよ」
35: ◆RfwyoP3XQY
2013/10/04(金) 01:17:29.96 ID:NUTeAmdeo
文香「分かってたんです。プロデューサーさんや、古澤さんから事務所のお話を聞く度に、心が動かされていたことに」
文香「でも、気づかないフリをしてました。そうすれば、何も起きないから」
文香「羨む心さえなければ、これから先もずっとプロデューサーさんと大好きな本のお話が出来るんじゃないかって」
36: ◆RfwyoP3XQY
2013/10/04(金) 01:19:28.33 ID:NUTeAmdeo
P「そうとも言えますね。まぁ、私は魔法使いではないのでいきなりシンデレラには出来ませんが、最初の一歩の踏み出し方を教えること位は出来ます」
文香「…どうするのでしょうか?」
P「この手を取って下さい。劇的に変わるなんてことは言えませんが、少しだけ世界が変わりますよ」
37: ◆RfwyoP3XQY
2013/10/04(金) 01:19:56.04 ID:NUTeAmdeo
翌日
ちひろ「それで、まーたスカウトしてきたんですかー」ムスー
P「なんでそんなに不機嫌なんですか」
38: ◆RfwyoP3XQY
2013/10/04(金) 01:21:08.20 ID:NUTeAmdeo
凛「おはよ。誰?新しい子?」
文香「よ、よろしくお願いします…」
文香(あ、渋谷さんだ…)
39: ◆RfwyoP3XQY
2013/10/04(金) 01:24:57.29 ID:NUTeAmdeo
頼子「まぁ、私がPさんの決定に何か言うことはしませんよ。…鷺沢さん?」
文香「はい…なんでしょうか」
頼子「遅れてきた車に譲る場所はありませんから」
40: ◆RfwyoP3XQY
2013/10/04(金) 01:25:26.14 ID:NUTeAmdeo
周子「ただ、なに?」
頼子「ちょっと…」チョイチョイ
周子「ん?」
41: ◆RfwyoP3XQY
2013/10/04(金) 01:27:01.86 ID:NUTeAmdeo
P「頼子がなんて言ったか分かりますか?」
文香「えぇ、分かりますが…秘密です」
ちひろ「なんだか私が分からない所で、勝手に納得して話が進んでいる気がするんですが…」
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