過去ログ - 狛枝凪斗「VSディスペライザーpart.1」 -SS速報VIP

過去ログ - 狛枝凪斗「VSディスペライザーpart.1」

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22:1 ◆tA781uCnfc[saga]
2013/10/07(月) 17:59:03.64 ID:PJ8Neh+ho

「ふっ、ふっ、はぁ……」

「あ、そこ、ダメ、ダメですぅ！」

23:1 ◆tA781uCnfc[saga]
2013/10/07(月) 17:59:31.01 ID:PJ8Neh+ho

「……なあ、罪木。言っておくけど、俺はお前のことが嫌いだ。憎んでいるっていってもいい」

「はい、わかってますよ」

以下略

24:1 ◆tA781uCnfc[saga]
2013/10/07(月) 18:00:00.11 ID:PJ8Neh+ho

「そうだ、俺の目的を達成するまで……俺の目的ってなんだ？　才能を持つこと……違う。俺以外の才能を持つ奴らを皆殺しにすること……違う。俺が本当に殺したいのは、アイツ……アイツ一人……いや、違う、殺すことが目的じゃない、俺は、俺はただ胸を張って……」

「……大丈夫ですよ。ほら、来てください」

以下略

25:1 ◆tA781uCnfc[saga]
2013/10/07(月) 19:03:29.34 ID:PJ8Neh+ho

　ジリリリリリ、と喧しい目覚まし時計の音で私は目を覚ましました。夢見が悪かったせいか、全身じっとりと汗ばんでいます。

「……うわぁ」

以下略

26:1 ◆tA781uCnfc[saga]
2013/10/07(月) 19:03:56.01 ID:PJ8Neh+ho

　――今日は、いいえ、ここ数日間、皆さんの様子が少し変でした。七海さんは数日前からお休みしているし、今日に至っては担任の宇佐美先生までもがお休みでした。

　とはいえ、この希望ヶ峰学園では、普通の授業はほとんどなくて、生徒が各々自分の才能を伸ばすために与えられた研究室で過ごすのが常でしたから、先生がいなくても支障はありません。

以下略

27:1 ◆tA781uCnfc[saga]
2013/10/07(月) 19:04:24.49 ID:PJ8Neh+ho

「……なになに？　ボクの話？」

　いつの間に現れたのか、狛枝さんがドアのところに立っています。

以下略

28:1 ◆tA781uCnfc[saga]
2013/10/07(月) 19:04:52.20 ID:PJ8Neh+ho

「……さて。邪魔者はいなくなったね」

「ふぇぇぇ……狛枝さん、私なんかになんの用ですかぁ？」

以下略

29:1 ◆tA781uCnfc[saga]
2013/10/07(月) 19:05:17.78 ID:PJ8Neh+ho

　その瞬間。微かに心を掠めた疑念は、なぜだか途方もなく広がって。

「どうしてそんなことないって言えるのかな？　日向くんだけは、今までキミを裏切ってきた人たちとは違うって？　そんなの、日向くんが”まだ”キミを裏切っていないっていうだけに過ぎないよね。どうしてこれからもそんなことないって言い切れるのかな？　いや、むしろもう裏切られてるかもしれないよ？　きっとそうだ、もうキミは裏切られてるんだよ！」

以下略

30:1 ◆tA781uCnfc[saga]
2013/10/07(月) 19:05:47.04 ID:PJ8Neh+ho

「それにしても……日直の仕事を終えて、教室に戻ってみたら罪木が気絶してたから、びっくりしたぞ。貧血か？」

「ふゆぅ……そうなんですか？」

以下略

31:1 ◆tA781uCnfc[saga]
2013/10/07(月) 19:06:14.26 ID:PJ8Neh+ho

「……まさか、そういうことだったなんてね。これが、この世界の秘密……あははははははははははは！！　なんて絶望的なんだ！！」

　日が暮れて、真っ暗になった学校の屋上に、ボクは一人立っていた。街の明かりとてない、完全なる暗闇。本来、この世界に存在しないはずの時間。

以下略

32:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/10/07(月) 21:01:37.71 ID:sfzABpUv0
スレタイでvsイマジネーターかと思ったらマジでそうだった
とりあえず過去スレ読んできた。面白かったよ

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