34:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga ]
2013/10/08(火) 21:12:53.41 ID:z/Kf9fDPo
『ど、どうしたの……? 急に』
『春香はずっと本を見てたの』
『だ、だって読んでたし……』
理不尽なことだと美希自身解っている
読書していたのは春香だった。
美希よりも先に来て、本を読んでいたのは春香なのだ
だから、美希のやっていることは、
春香に対して悪いことでしかない。
美希はそれを知りつつも、春香を見つめたまま答えた
『本なんていつでも読めるの』
『そうだけど……』
『ミキはたまにしか春香といられないの! ずるいの! こういう時くらい見て欲しいの!』
『え、えっと、ごめん?』
『春香は何も解ってないの』
『え――っ!?』
春香の理解していない謝罪
もちろん、理解出来る人など極希にもいないかもしれないが、
美希はそれが気に食わず、春香の唇に自分のそれを重ねた
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