過去ログ - 魔王「姫様さらってきたけど二人っきりで気まずい」
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1:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/10/08(火) 22:26:35.49 ID:DmcXDNXFO

魔王「なかなかこれは気まずいな……」

姫「なにをブツブツ言ってるのかしら?」

魔王「ぬおあっ!? き、キサマ、我々の言葉がわかるのか!?」

姫「私の側近に魔物に無駄に詳しいのがいるのよ。いつもその人の魔物話を聞くついでにあなたたちの言葉も教えられて。
  それでしゃべれるのよ、書くのは流石に無理だけどね。それより今気まずいって言ったわよね?」

魔王「キサマら脆弱な人間にこの魔王がそのような感情を抱くわけあるまい。
   馬鹿なことを言うなら口を慎め、人間」

姫「そうね、下等な人間は黙っておくわ」


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2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/10/08(火) 22:28:11.21 ID:DmcXDNXFO

さっきまでVIPでやってたけど落ちたからこっちでやります


3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/10/08(火) 22:29:46.45 ID:DmcXDNXFO
五分後


魔王「…………おい」

以下略



4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/10/08(火) 22:32:23.90 ID:DmcXDNXFO

魔王「ぬうぅ、まさかそのようか代物をキサマが所持しているとは……」

姫「まさかこの指輪があなたに効くとは思わなかったわ。
  私を直接さらったあなたの側近には効かなかったのに。不思議ね、あなたには効果があるなんて」
以下略



5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/10/08(火) 22:34:39.81 ID:DmcXDNXFO

姫「まあ私もここにいる限りはヒマだし、指輪によってあなたが私になにかするのも無理みたいだし質問してあげるわ」

魔王「初めから素直にこの魔王の言葉にそうやって従えばいいのだ」

以下略



6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/10/08(火) 22:36:41.87 ID:DmcXDNXFO

姫「疑問と言えばまだあるわね、今あなたと私がいる部屋よ」

魔王「この部屋? キサマが幽閉される部屋だが、なにか問題でもあるのか?」

以下略



7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/10/08(火) 22:38:46.57 ID:DmcXDNXFO

魔王「まったく、これだから頭でっかちな人間は困るのだ」

姫「頭の悪そうな魔王様、質問させたんだから答えなさいよ」

以下略



8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/10/08(火) 22:41:21.02 ID:DmcXDNXFO

姫「あなたって実は……」

魔王「勘違いするなよ人間、初日から過酷な環境に置けばキサマのような箱入り娘は自[ピーーー]る可能性があるからな」

以下略



9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/10/08(火) 22:48:32.27 ID:DmcXDNXFO

次の日


魔王「ククククッ、待たせたなあ人間んんんっ!」
以下略



10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/10/08(火) 22:51:09.15 ID:DmcXDNXFO

姫「なによ? 昨日自信たっぷりだったじゃない」

魔王「いや、側近に話したら答えてはダメだと言われてしまってなあ……あ、オレはロリコンではないぞ?」

以下略



11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/10/08(火) 22:54:04.86 ID:DmcXDNXFO

姫「どうして側近の言葉に従うの? あなた魔王なんだから一番えらいんでしょ?」

魔王「それは決まってるだろ、あいつがオレより賢いからだよ」

以下略



12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/10/08(火) 22:56:15.50 ID:nb8V2LCZo
見てるぞ


13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/10/08(火) 23:00:34.83 ID:DmcXDNXFO

姫「ねえ、すごくヒマよ。ヒマすぎてこのままじゃ私、化石になってしまいそう」

魔王「哀れだな。脆弱ゆえにこの魔王に囚われヒマを持て余すとはな」

以下略



14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/10/08(火) 23:04:25.83 ID:DmcXDNXFO

五分後


姫「…………」
以下略



15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/10/08(火) 23:06:23.29 ID:DmcXDNXFO


魔王「だいたい本読んでベッドに寝転がって……くつろぎすぎだろキサマ!」

姫「やることがないのだから仕方ないじゃない」
以下略



16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/10/08(火) 23:09:21.91 ID:DmcXDNXFO


魔王「ところでキサマはさっきからなにを読んでるのだ?」

姫「まだ全部は読んでないけどおそらくこれ、今までの勇者様と魔王の争いの記録ね」
以下略



17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/10/08(火) 23:10:25.03 ID:DmcXDNXFO

魔王「ふんっ、キサマにとってはこの魔王が部屋から出て行くのが一番の望みのようだな」

姫「おバカなあなたでも私の気持ちが汲み取れるようになったのね」

以下略



18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/10/08(火) 23:11:32.71 ID:DmcXDNXFO

五分後


魔王「うおおおおおおいっ!」
以下略



19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/10/08(火) 23:15:49.70 ID:DmcXDNXFO

姫「少しあなたたち魔物の見方が変わったわ。見方って言うか、ものの考え方っていうか」

魔王「なんだ、唐突に」

以下略



20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/10/08(火) 23:21:26.49 ID:DmcXDNXFO

コンコン


側近「失礼します、魔王様。実は勇者一行のことでお話が宰相からあるようで……」
以下略



21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/10/08(火) 23:22:30.11 ID:DmcXDNXFO


姫「魔王がいなくなったら急に静かになったわね。まあ彼の言ったとおり読書に集中できるのだけど……あ、側近の方、一ついいかしら?」

側近「なんでしょうか?」
以下略



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