41:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/10/12(土) 12:26:53.78 ID:4tsBT1Di0
少年「そっか。ネアが困るなら分かった」
ネア「静かにしてなさいよ?」
少年「うん、静かにしてる」
ネア「………じゃあね」
眼を伏せ、俯きがちに扉を開き、振り向かぬままそう言い残すと、ネアは行ってしまった。
話している時のネアの表情は、少年の見覚えある表情だった。
少年「………ネア、死んじゃうのかな」
今まで幾度と見てきた表情の一つ、恐怖や怯え等ではなく『諦め』。
少年に感情を理解する事は出来ない。
しかし、あの表情をした者は銃を捨てたり、身に降りかかる死が通り過ぎるのを待っていた。
だから、ネアは死ぬのではないか? と、少年は感じたのだろう。
少年「なんか、変な感じだ……何だろう……」
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