140:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/12/07(土) 03:24:39.31 ID:Ok4hVmS10
黛「詳しく聞きたいねぇ……」
セシリア「今となってはこう思いますの
セシリア「あの決闘は………始まる前から既に雌雄は決していたのではないのでしょうか、と」
黛「それは何故?」
セシリア「私自身慢心し切っていましたし、それよりも………戦いに臨む在り方が、一夏さんと私ではものが違いましたから」
黛「あーなるほど。セシリアちゃんとは真逆に織斑くんの方はガンッガンッ銃撃ってたね、どこの誰だろうと容赦しないって感じだったし」
セシリア「普段はとても大人しい方なのにあの時は……サムライスピリット、と言うのでしょうか、あの敵を倒そうとする心意気は」
黛「似た様なもんでしょ、しかもやたらと狙って撃ってなかった?下手すれば死んでたかもね?」
セシリア「流石にそこまでではないとは思いますけど……」
セシリア「恐らく、あの時お互いに考えていたのは相手を倒す事だけだったと思います」
黛「へーセシリアちゃんも?」
セシリア「はい。ビットを撃ち落とされ、ライフルもなく残されたのは使い慣れないブレードと心もとないミサイルだけ」
セシリア「そこまで追い詰められて負けたくない、自分は勝ちたい、とあの時私は心底思いましたから」
黛「へぇ、そりゃすごい。だからあんな鬼気迫る勢いで近接戦を挑んでたわけだ」
セシリア「お恥ずかしながら………その通りです」
黛「まったく憎い男だね、織斑くんもさ」
黛「こんな可愛いお嬢様を自分に夢中にさせた挙句の果てには蹴り飛ばすなんてさ」
セシリア「夢中だなんてそんな……」
黛「ま、おかげでミサイルもろに食らってたけどね、ハハハッ!」
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