53:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/10/28(月) 23:53:43.00 ID:9c78MiE40
相川「意外だね、織斑くんって気分屋だったんだね」
本音「意外なのだー」
箒「あいつってどう思われてるんだ……?」
鷹月「見た通りのクールな二枚目男子」
箒「そうなのか………」
相川「違うの?」
箒「間違ってないとは思うんだが……」
本音「そういえばほーちゃんとおりむーって仲いいねー何でー?」
箒「あいつと私は幼馴染みでな、ここに来て六年ぶりに再会したんだ」
本音「へー幼馴染みかーいいなぁー」
箒「一応な」
鷹月「一応?」
本音「?」
箒「記憶喪失らしく、昔の事はほとんど覚えてないみたいなんだ」
本音「そうなんだ」
相川「箒さんの事も?」
箒「そうらしい………現に、私の事は何一つ覚えてなかったんだ………」
ポンッ
本音「元気出して、ほーちゃん」ナデナデ
箒「ありがとう……」
相川「でもでも、記憶なんてふとした拍子で戻るって聞いたよ」
箒「そうだといいんだが……」
相川「記憶ってのは木みたいなもので、記憶喪失になると枝の揺れが止まった状態になるんだって。だから周りが、記憶の枝を揺さぶれば、他の枝も一緒に揺れ始めて記憶が戻るかもしれないんだってさ」
鷹月「本音、噛み砕いて教えて」
本音「うーむ………よく分かんニャイ!」
箒「…………………」
相川「そんなに難しく考えなくても、箒さんが一緒にいてればそのうち戻ると思うよ」
箒「そんなものなのか?」
鷹月「人間ってのは頭で忘れても、心がちゃんと覚えているもんだってさ」
本音「わー人間って不っ思議ーかなりんしずねんよく知ってるねー」
相川「全部お医者さんの受け売りだけどね」
鷹月「こっちは昔何かの漫画で呼んだやつ」
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