過去ログ - ほむら「新しいバイトしたいのに杏子が行方不明だわ」
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26: ◆QnqYInc3ms[saga]
2013/10/12(土) 18:31:10.11 ID:QOYZjCsIo
そして杏子が大振りな攻撃を仕掛けようとした瞬間、キリカは攻撃に転ずる。

キリカ「ああああ!!」

攻撃のリズムを崩された杏子は、キリカに反応することが出来ない…!
以下略



27: ◆QnqYInc3ms[saga]
2013/10/12(土) 18:42:36.71 ID:QOYZjCsIo
…はずだった。

しかし実際は、爪は杏子の体をすり抜けてしまう。

キリカ(なんだこれ!?どうなってる!?)
以下略



28: ◆QnqYInc3ms[saga]
2013/10/12(土) 18:53:37.75 ID:QOYZjCsIo
キリカもこの時、杏子という階段を踏み外し、無様に転んでしまった。

そしてその眼前にはさっきすり抜けてしまったはずの杏子の姿が。

杏子「悪いね。チェックメイトだ」
以下略



29: ◆QnqYInc3ms[saga]
2013/10/12(土) 19:55:19.73 ID:QOYZjCsIo
キリカは全てを悟る。

キリカ(こいつ…!こいつの固有魔法は、恐らく幻覚の類!)

キリカ(私の速度低下は、実体のある物にしか効かない。ヒマ人の幻覚になんか効くはずがなかったんだ!)
以下略



30: ◆QnqYInc3ms[saga]
2013/10/12(土) 20:02:07.80 ID:QOYZjCsIo
杏子が槍を振り下ろす。

だがその一瞬で、キリカの頭はとんでもない速度で回っていた。

それは彼女の固有魔法によるものではない。
以下略



31: ◆QnqYInc3ms[saga]
2013/10/12(土) 20:17:20.66 ID:QOYZjCsIo
杏子「なにっ!?」

勝利を確信していた杏子の槍は空しく宙を切る。

前を向くと、そこには無傷のキリカが。
以下略



32: ◆QnqYInc3ms[saga]
2013/10/12(土) 20:46:14.23 ID:QOYZjCsIo
だが杏子はそれを見ても怯まない。

それどころか、薄っすら笑みすら浮かべている。

彼女のチャームポイントの八重歯が目立つその笑みは、彼女をとても幼く印象づける。
以下略



33: ◆QnqYInc3ms[saga]
2013/10/12(土) 21:16:12.69 ID:QOYZjCsIo
キリカ「いくよっ!」

キリカが突っ込む。

だが杏子はこの時、とんでもない事を考えていた。
以下略



34: ◆QnqYInc3ms[saga]
2013/10/12(土) 22:05:37.37 ID:QOYZjCsIo
杏子は先ほどまでの幻影とキリカの戦いを眺めて、キリカの実力を測っていた。

そして彼我の戦力差を検討し、それが妥当なハンデと判断した。

これについては一応注釈する。
以下略



35: ◆QnqYInc3ms[saga]
2013/10/12(土) 22:53:15.19 ID:QOYZjCsIo
さらに、彼女は思う存分暴れられることを期待していたのに、キリカのためにそれが裏切られた。

彼女の疼く闘争本能が欲求不満に陥っていた時にこの戦闘が始まったのだ。

少しでも実力を拮抗させ、ギリギリの所を楽しむ。
以下略



36: ◆QnqYInc3ms[saga]
2013/10/12(土) 22:59:55.56 ID:QOYZjCsIo
ただひとつ読み違えたのは、キリカの実力だ。

先ほどまで杏子が圧倒していたのは、速度低下が効かないというキリカの狼狽のためだ。

しかしキリカはそのカラクリに気づいた。
以下略



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