過去ログ - 晴海「秋月マキシの本を……、読まずに死ねるかぁ!!!」
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◆o.umvroRL9by
[saga]
2013/10/13(日) 23:05:47.27 ID:sUOUBjm8o
アフロ「先ほど申し上げました通り捨て犬ですので、里親になってくださるのなら代金は頂きません」
アフロ「大切にしてあげてください」
大門「……わかった」
大門「だが、タダというのは気が引ける。犬を飼うのに必要な道具を見積もってもらえるか?」
アフロ「は、はい。結構な量になりますので宅配いたしましょうか?」
大門「いや、いい。人手は用意している」
パチンッ!
そう言った禿頭の男は指を鳴らす。
するとおびただしい数の黒服たちが店内になだれ込んできた。
春海『えぇぇぇぇぇ!?』
アフロ「あわわわわ」
これもしかして構成員?
犬一匹買うために組員動かしてんじゃねぇよ!
大門「ブラックカードは使えるか?」
アフロ「は、はい……」
店内の犬やら猫やらが怯えてる。
アフロも泣きそうになってる。
もうやめて! アフロのライフはゼロよ!
大門「ほら、お前が持て」
男が俺をケージごと持ち上げ、まだ入り口にいた白い女に差し出した。
俺を見る彼女は心なしか震えている気がする。
まさか犬が苦手なのか?
ならなんで買うんだよ。
「わ、わかった……」
手を伸ばし、ケージを受けとる女。
それを見て男が手を離す。
だが。
「〜〜ッ! やっぱり無理!!」パッ
女も同時に手を離す。
ケージを支えるものはなくなり、さあ自由落下の始まりです。
こんにちは、地面さん。
なんだか久しぶりだね。
ガシャンッ
ケージ全体に衝撃が走る。
俺もケージの床と天井の間を二往復くらいした。
バカだろ、この女……
薄れゆく意識の中で俺は女に恨みの念を飛ばし続けた。
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