26:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/10/15(火) 01:36:32.34 ID:B7daABnoo
苗木「あ、じゃあそれもしかして」
左右田「そう、俺様の自作。どうしても外で作業しなきゃなんねーからな、両手もふさがってるし。少しでも暑さをしのげるようっていうアイデアよ」
よくみると、元はガラクタだったのか、色も質感も違う様々な部品が組み合わされてできているのがわかった。流石は”超高校級のエンジニア”だ。
苗木「凄いですね、それ」
左右田「そうか? へへっ、まあそれほどでもねーけどな。こんなん、すぐ作れっし。よかったらお前にやるよ」
苗木「ええっ! 本当ですか?」
左右田「おう。後輩には優しくしねーとなァ。どれ、ちょっとバンドの長さを調節しねーと」
そう言って左右田先輩は自分の頭から扇風機を取り外すと、ボクの頭に巻き付け始めた。
左右田「よし、これで完成! バッテリーは水素燃料を使ってるからな、それほど重くねーだろ?」
苗木「あれ? でも全然風が来ないような……」
左右田「いや、ちゃんと羽は回ってるぞ?……あ、なるほど。向きが逆なんだ」
どうやら、風はボクの前に向かって吹き出ているらしい。と、そこへ
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