25:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/10/15(火) 01:36:04.54 ID:B7daABnoo
左右田「あ? この個人用扇風機がか?」
そう。彼の頭には、自分に向けて風を送る小さな扇風機がくっついていた。ちゃんと首振り機能までついている。
左右田「オメー、見ない顔だな。何年だ?」
苗木「77期、”超高校級の幸運”の苗木誠です」
左右田「ゲッ! オメー、あの枠なのかよ!」
なんの才能も持たない”超高校級の幸運”として、軽んじられることは多々あれど、ここまで明確な拒否反応を示されたのは始めてかもしれない。ちょっと傷つくなあ……
苗木「あの、なにか……?」
左右田「……いや、見たところオメーはまともみたいだな。あ、いや、でもアイツも初めて会ったときはまともっぽかったし……」
あー、うー、と頭を抱えて唸り声をあげている。
苗木「それで、ええっとあなたは……?」
左右田「え? ああ、悪いな。俺は78期の”超高校級のエンジニア”左右田和一だ。センパイだからな、敬語使えよ」
そう言って左右田先輩は親指でぐいと自分を指差す。怖そうな見た目だけど、それほど悪い人じゃなさそうだ。
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