7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2013/10/16(水) 00:30:31.20 ID:zUbyibty0
少し違ったのは、聞き手のリアクションがなくて話が途中で切れてしまったこと。
長い黒髪が綺麗な彼女は、プロデューサーさんが話していることに気付いてすらいないかのように湯呑を見つめ続けていました。
決して微動だにしないわけではなく、湯呑を回してみたり逆さにしてみたりという動作はありましたが、そこに余人がいるような雰囲気はなく、或いは敢えて無視しているのでは、という感さえよぎってしまいます。
流石にフォローに行った方が良いのかな、と給湯室に向かいかけたその時、初めて聞く声がスピーカーから届きました。
『モバPさん、先ほどのお話、受けさせていただきたく思います』
「『……ほへ?』」
期せずしてちひろさんとプロデューサーさんの声が被ってしまったのも止むを得ないことだと思います。
あまりに唐突かつ不可解な一言。私も声こそ漏れなかったものの、頭の中はクエスチョンマークで一杯でした。
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