過去ログ - 真「ボクは雪歩の何になれるのか」
↓ 1- 覧 板 20
13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/10/16(水) 21:48:53.57 ID:2tUqkwsno
「味が何て言うか、濃すぎず薄すぎず……淹れ方も全然違ってたし」
「菊地さんはよくお茶淹れるの?」
「うん。暇なときは。でも、薄かったり濃かったりするんだよね。
あんまり美味しくないし」
「へぇ……」
萩原さんは自分の湯呑を口にあてて、ゆっくり飲んだ。
僅かに上下する喉をボクが見ているのに彼女は気付き、不思議そうに小首を傾げた。
ごまかすように、かねてから用意していた提案を彼女に差し出す。
「……萩原さんさ、その、今更かもしれないけど、ボクのこと呼び捨てて構わないからね。
同い年なんだし」
「うん、分かった。ありがとう。えと……真ちゃん」
「ま、真ちゃん……」
くすぐったくて思わず苦笑いすると、萩原さんは少し慌てた。
43Res/23.89 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。