過去ログ - 真「ボクは雪歩の何になれるのか」
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15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/10/16(水) 21:56:39.66 ID:2tUqkwsno
後は不思議と会話が続かなくて、お互いにお茶を飲み終わるとすぐ帰った。
帰り道、一人で真ちゃん、真ちゃんと雪歩の声を反芻して、また苦笑いをした。
次に雪歩の名前を頭の中でなぞると、その苦笑いは歪む。
可憐な名前だ。ボクとは違う。

胸の下をぐるぐると鬱屈としたものが蠢くような気がした。
彼女が白くて綺麗な鳥なら、自分はさしずめ魚。

深いため息を吐き出すのと一緒に、雪歩のことも頭から追い出す。
考えれば考えるほど落ち込むなら、考えないのが最善の策だと思った。

改めて、雪歩と二人でアイドルをやっていくのを意識すると、
自分が何だか色々なものと不釣り合いなような気がした。

道を歩くうち、それを考えるのも止めにした。


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