41: ◆vFrOP6Ejc.[saga]
2013/10/19(土) 22:21:32.49 ID:e1A6D2xD0
「さて、これがあれば大丈夫よね」
お目当てのパーツを手に入れると、わたしは帰路についた。
もう、夢見装置無しで寝るなんて怖くてできない。今日中に完成させないと。
昨日のうちにほとんど完成していたこともあり、装置はすぐに出来上がった。
学園都市のパーツを使ったせいで、装置は以前のものより小さく軽くなっているが、効果は前のものより強くなっているはずだ。
脳内の想像力にも働きかけるようにしてみた。
通常より強化された想像力で補うことによって、経験のある感覚をもとに、経験したことの無い感覚でも夢の中で体験できるようにしてみたのだ。
あと、見たい夢をもっと直接的に、例えば自分が見たいと思う夢を見ることができるようにもなっているはずだ。
(べ、別に見たい夢があるわけじゃないんだけどさ)
自分自身に言い訳をしてしまう。
(たぶん、寝る前に内容をイメージすれば、その内容で夢が見れるようになっているはず)
さて、どんな内容を、と考えて始めてすぐ頬が赤くなってきた。
「そ、そうだ、ちゃんとお風呂に入っとかなきゃ」
わたしは、浴室に向かった。
念入りに体を洗うために。
243Res/127.50 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。