過去ログ - フィアンマ「安価で誰かと恋人になり、それから……?」
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2: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2013/10/19(土) 22:33:10.19 ID:YbhEVYHX0

『なら、これからたくさん確かめてみろよ』

少年の言葉を思い返しながら、フィアンマは雪に沈んでいた。
冷たい雪は、徐々に自分の体温を奪っていく。

それでも。

どうにか、彼の守った世界を踏みにじらせは、しなかった。
だから、ここで死んでも、多分自分は後悔しない。

ざくり

足音が聞こえた。
相手によっては殺されるだろうな、とフィアンマはうっすらと思う。

「誰、だ……?」
「私の名は――――」

男の声だった。
言葉を最後まで聞く前に、フィアンマはあっさりと意識を手放した。


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