過去ログ - 苗木「…え? この人が校医?!」霧切「ドクターKよ」
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811: ◆4hcHBs40RQ[saga]
2013/12/15(日) 23:10:52.78 ID:LbOwmYsv0

生徒の集まる食堂へ行こうとした矢先、KAZUYAは声を掛けられた。


石丸「西城先生」

K「石丸か。お前のことだ。どうせまた勉強だろう。今度は何を勉強するんだ?」

石丸「はい。実はもっと深く応急処置を…いや、僕に医学を教えてもらえませんか?!」

K「――医学を?」


この男の発言が唐突なのはいつものことだが、今回ばかりは流石のKAZUYAも一瞬対応が遅れる。
しかし、石丸の顔はすこぶる真剣で単なる好奇心での発言ではないようだった。


K「突然どうした? 本気で言っているのか?」

石丸「はい。…実は、舞園君と苗木君を助ける先生の姿を見てからずっと考えていたのです」

石丸「僕の将来の夢は変わらず政治家ですが、大学を卒業してから政治家になるまでにどうしても
    年単位でブランクが空きます。秘書として実力を磨くという手段もありますが、ただでさえ
    政治家と民衆の間には溝があると言われているのにそれで良いのかと常々思っていたのです」

石丸「先生の生い立ちを聞いた時…失礼かもしれませんが、僕は少し自分に似ていると思いました。
    毎日勉強や訓練に追われ友人も作れない…でも先生は僕と違って空気も読めるし普通に
    人付き合いも出来ている。それはたくさんの患者との触れ合いが理由だと考えます」




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