過去ログ - 苗木「…え? この人が校医?!」霧切「ドクターKよ」
1- 20
935: ◆4hcHBs40RQ[saga]
2013/12/26(木) 00:16:50.70 ID:Az3qfdfM0

霧切「モノクマから配られたこのモノクマファイル。犯行について大まかな情報が
    書かれているけれど、どこまでが本当なのかがわからない。そこでドクターに
    桑田君の死体の検死をお願いしたいのです」

K・苗木「!!」

苗木「き、霧切さん! そんなのって…!!」

霧切「…仕方ないわ。間違った情報を元に捜査しても真実は得られないもの。私達全員が
    生き残るためにはこれしかないの。協力していただけますよね、ドクター?」

K「……ああ」

苗木「そんな、先生! だって…!」


KAZUYAが桑田とそこそこ親しくしていたのを苗木は知っていた。
ただでさえ生徒の死体を切り開くなど、KAZUYAにとっては断腸の思いだろうに…


K「…これは医者の俺にしか出来まい。他の生徒達を救うためには、仕方がないのだ」

苗木「先生…」


そうは言ったが、KAZUYAがとても暗い表情をしていたのを苗木は見過ごさなかった。
怪我や病気で死んだ訳ではない。何の前兆も覚悟もなく、唐突に誰かに命を奪われた。
それも、被害者だけではなく殺した犯人もKAZUYAにとってはまた生徒なのだ。

KAZUYAの心中を察して余りある苗木は、いつしかKAZUYAの代わりに涙を流していた。


・・・




<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/554.83 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice