過去ログ - 苗木「…え? この人が校医?!」霧切「ドクターKよ」
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971: ◆4hcHBs40RQ[saga]
2014/01/09(木) 00:08:59.37 ID:/oTCb2rq0

K「舞園、今日は人を連れてきた」

霧切「こんばんは、舞園さん」

舞園「霧切さん? …そうですか、先生に頼まれて来てくれたんですね」

霧切「察しが早くて助かるわ。今夜は私があなたに付き添うからよろしくお願い」

舞園「こちらこそよろしくお願いします…」


舞園はテキパキと泊まる準備をする霧切を横目で見やる。


霧切「…どうかしたのかしら?」

舞園「いえ…申し訳ありません。いくら怪我をして動けないとはいえ、殺人犯と
    同じ部屋で寝るなんて嫌でしょう? 本当に、すみません…」

霧切「してしまったことは仕方ないわ。私は苗木君やドクターのようにあなたを完全に
    許している訳ではないけれど、あなたを気の毒にも思っている。ドクターが言った通り、
    一番の悪はモノクマよ。それを履き違えれば、また第二第三の事件が起こるでしょうね」


霧切は、淡々と事実のみを語っていく。その凛とした姿は彼女の怜悧な横顔と相まって非常に美しかった。


舞園「霧切さんは…強いんですね。私も、もっと強ければこんな馬鹿なことをしないで済んだのに…」

霧切「…私だって昔から強かった訳ではないわ。仕事の関係で、そうならざるを得なかっただけ。
    あなたのように取り返しの付かない失敗をしてしまったこともある。起こってしまったことを
    いつまでも後悔し続けるのは不毛よ。あなたはただこれからのことだけ考えていればいい」

舞園「私にこれからなどあるのでしょうか…? 許されるのでしょうか?」




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