過去ログ - 苗木「…え? この人が校医?!」霧切「ドクターKよ」
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972: ◆4hcHBs40RQ[saga]
2014/01/09(木) 00:15:04.39 ID:/oTCb2rq0

霧切「あなたが生きている限り、ずっとこれから先の人生は存在するわ。…許されるのか?
    これは私にもわからないけど、少なくともあなたには既に許してくれた人達がいる」

霧切「どうすればいいのかわからなくなった時があれば、その人達のために何が出来るかを
    考えてみるのもいいかもしれないわね。あまり一人で考えこむのはお勧めしないわ」

霧切「…私も出来る限りあなたを手助けしようとは思ってる」


目頭が熱くなる。霧切は常にクールな語り口ではあるが、その言葉は最大限に舞園を労っていた。
近寄りがたい、自分の勘の良さを持ってしても何を考えているのかわからない、そう思って
舞園はあまり霧切とは接触して来なかった。だが、もっと早く話していれば良かった…


舞園「…ありがとう、ございます。私…もっと早く霧切さんとお友達になるべきでした。
    もしあの時霧切さんに相談していれば、きっと私…思いとどまれたと思います」

霧切「たらればの話はいくらしても無意味よ。…あなたが良ければ今日からでもお友達になるけど?」

舞園「私…なれますか? 今からでも、霧切さんのお友達に…」

霧切「…こういう時、苗木君ならどういうのかしら? 友達っていうのはなろうとしてなるものじゃない?」

舞園「苗木君なら、お互いが友達になりたいと思った瞬間にもう友達なんだって言うと思います」

霧切「そう…じゃあそれで行こうかしら」


ここで霧切が黙り込む。何か不味いことを言ったのかと舞園は心配になり、少し体勢を変えて
霧切の表情を覗き見るが、彼女は何やら考え事をしているようだった。




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