過去ログ - 【スーパーストリートファイターCROSS:StrikerS EDITION】
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200: ◆OUO0NoB5Q0bR[saga]
2013/12/08(日) 21:05:08.01 ID:O8fi2YCIO
安堵の溜め息を吐いているとそこへ仏頂面の空曹長が飛んで来た。デバイスらしきものを持っており、かなり怒っているようだ。
「んむーー!二人とも!危険行為で減点です!頑張るのはいいですが怪我をしては元も子もないですよー!?そんなんじゃ魔導師としてはダメダメです!!」
「…あー…」
あたしはリインフォース2空曹長のあまりの小ささに言葉を失ってしまった。
「…小っさ…」
以下略



201: ◆OUO0NoB5Q0bR[saga]
2013/12/08(日) 21:34:20.41 ID:O8fi2YCIO
「全くもう!」
やばい…完全に御冠だ…。どうしよう…。

「はっはっは!まあいいじゃないか!」
「「え?」」
以下略



202: ◆OUO0NoB5Q0bR[saga]
2013/12/08(日) 22:27:57.98 ID:O8fi2YCIO
なのはさんはバリアジャケットを解除して制服姿になり、あたし達に話しかけてきた。
「まあ、細かい事は後にして…ランスター二等陸士」
「は、はい!」
「足の怪我を治療するから靴を脱いでね」
「あー!治療なら私がやるですよー!」
以下略



203: ◆OUO0NoB5Q0bR[saga]
2013/12/08(日) 22:53:03.69 ID:O8fi2YCIO
「うん?」
無意識に口に出た言葉になのはさんが反応する。
これ以上何を喋ればいいか分からなくなり、すっかり混乱してしまった。
「た…高町教導官…一等空尉!」
「『なのはさん』でいいよ。みんなそう呼ぶから」
以下略



204: ◆OUO0NoB5Q0bR[saga]
2013/12/08(日) 23:09:43.06 ID:O8fi2YCIO
「また会えて嬉しいよ」
「また君に会えて良かった」
なのはさんはあたしの頭に、リュウさんは肩に優しく手を置いてそう言った。
「なのはさん…リュウさん…」
涙が溢れて前が見えなくなる。
以下略



205: ◆OUO0NoB5Q0bR[saga]
2013/12/08(日) 23:19:47.85 ID:O8fi2YCIO
「嬉しいな。あなたのバスター見てちょっとびっくりしたよ」
「えっ!?」
「そう言えばお前のあの砲撃もディバインバスターという名前だったな。名前以外は似てないが…」
「…リュウさん、黙っててくれる?」
「……(またやってしまったのか俺は…)」
以下略



206: ◆OUO0NoB5Q0bR[saga]
2013/12/08(日) 23:43:16.66 ID:O8fi2YCIO
※※※※
[スバルとなのはの会話中]
リインは治療の最中にスバルと達の会話を眺めながらティアナに話し掛ける。

「ランスター二等陸士はなのはさんの事はご存知です?」
以下略



207: ◆OUO0NoB5Q0bR[saga]
2013/12/08(日) 23:54:18.19 ID:O8fi2YCIO
「『格闘家』って言葉に覚えはー?」
「!!…噂程度には。たしか…肉体に内在する生命エネルギー…『気』という魔法とは違う力を操り、魔導師や騎士と互角以上に戦える能力を持った人間の事と聞いています。あの人がそうだったんですね」
「よくご存知ですね!そしてリュウさんこそが最初に発見された格闘家なんですよー。ちょっと堅物で空気が読めないのが困り者ですけどねー。…はっ!愚痴ってしまいました!試験官らしくないです!ほ、他にも数名在籍してますけどその方々の紹介はまた後ほど!では!」
話している最中に既に治療を終えていたリインは慌ててその場を離れた。


208: ◆OUO0NoB5Q0bR[saga]
2013/12/08(日) 23:57:29.94 ID:O8fi2YCIO
「(あの時は必死に戦ってたから他の事を考えてる暇は無かったけど…。よく思い返してみるとあの人は魔力を全く感じなかったのにとんでもない身体能力と攻撃力だったわね。
…って『後ほど』?普通はたしか試験が終了したら直ぐに帰投して、数日以内に合否通知が届いて、合格したらようやく本局へ行って手続きと説明がある筈…。という事は昇格試験は合格!?)」


209: ◆OUO0NoB5Q0bR[saga]
2013/12/09(月) 00:03:20.99 ID:3A91PtFwO
[同刻 試験会場 ゴール地点上空 ヘリ内部]
「知り合い…みたいだね」
「4年前ゆうたら…あれやよ、ホラ。なのはちゃんとフェイトちゃんがウチの演習先に遊びに来てくれた時に起こった空港火災」
「ああ、私となのはが災害救助の手伝いをした時?」
「多分その時になのはちゃんとリュウさんが助けた要救助者の一人だったんやろ」
以下略



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