過去ログ - 【スーパーストリートファイターCROSS:StrikerS EDITION】
1- 20
217: ◆OUO0NoB5Q0bR[saga]
2013/12/13(金) 23:32:36.25 ID:LuajUMtKO
『試験の流れを確認するね。二人が到着したら挨拶の一撃から飛び道具で牽制…』
「……適度なところで当てやすい片方に狙いを絞り、狙っていない方の様子を伺いながら攻撃続行…」
『動きがあったらあの技を当てられるタイミングで放つ…』
「……まだ未完成だが何とかしよう。力を抑えれば問題無い筈だ。それを何らかの方法で凌いだら装置を通過許可の表示に切り替えて通過させる…」
『勿論常に二人が互いを支え合っていたならね。チームで動く事が前提だから単独行動のスキルばかり高くても力を合わせられないなら部隊には必要無いって覚えておいて。
以下略



218: ◆OUO0NoB5Q0bR[sage]
2013/12/14(土) 12:26:15.07 ID:CfQCyJuZO
また寝落ちしてしまってすいません…。
とりあえず今日も夜に投下します。


219: ◆OUO0NoB5Q0bR[saga]
2013/12/14(土) 20:41:09.94 ID:CfQCyJuZO
『分かってると思うけどもしあの技であの子に変化があったら…』
「状況次第では全力で止めなければならないかもしれん…が、そうならないよう尽くそう」

『…さて。観察用のサーチャーと…障害用のオートスフィアの設置も完了。私達は全体を見てようか、レイジングハート』

以下略



220: ◆OUO0NoB5Q0bR[saga]
2013/12/14(土) 21:13:41.74 ID:CfQCyJuZO
「まったく…人使いの荒い奴だ。だがあの子の事を知るいい機会には違いない。前向きに考えよう。上手く行けばあの光の正体も分かるかも知れんしな。…それにはあの技を確実に制御しなくては…」

「(リュウさん…。スバルの事は当然大事だけど…最近悩んでるみたいだったからって修行の息抜きも兼ねて今回の事を頼んだのはやり過ぎだったかな…。それに少し…嫌な予感がする)」

俺は気を取り直し、精神統一しながら少女達が来るのを待った。


221: ◆OUO0NoB5Q0bR[saga]
2013/12/14(土) 22:32:07.21 ID:CfQCyJuZO
[数十分後]
「来たか…」
目の前には少女が二人。
そのうちの青い短髪の少女を見つめる。

以下略



222: ◆OUO0NoB5Q0bR[saga]
2013/12/14(土) 23:00:58.00 ID:CfQCyJuZO
【回想】
[数年前 地球 日本 関西地方のとある山奥 朱雀城]
この日俺は一年振りに日本へ戻って来た。目的は行っている毎年「ある行事」を行う為、そして今回は初心に帰るべくかつての修行場で時間をかけて修行する為だ。
朱雀城は俺の修行時代に師匠に技の習得や精神鍛錬の場としてよく連れて来られた場所。そして…師匠が…。

以下略



223: ◆OUO0NoB5Q0bR[saga]
2013/12/14(土) 23:41:17.68 ID:CfQCyJuZO
[半年後]
「少々名残惜しいが…そろそろ行かねばな」
俺はまた世界を回るつもりだ。当分ここには…いや、もしかしたらもう二度と戻らないかも知れない。
ここには思い出が多過ぎる。俺の足を止めてしまう程に。
だから何処にいても初心を忘れぬ為にもこの朱雀城を目に焼き付けよう。


224: ◆OUO0NoB5Q0bR[saga]
2013/12/15(日) 00:05:40.51 ID:1/6ywOmdO
「………」
城を見上げると名残惜しさ故かしばし呆然としてしまった。

「…ん?」
やっと我に返ると背後に人の気配を感じ、振り返ってみる。
以下略



225: ◆OUO0NoB5Q0bR[saga]
2013/12/15(日) 00:10:00.63 ID:1/6ywOmdO
「リュウさん……ですよね?ずーっと、あなたを捜してここまで来ました」
「………」
彼女が何故俺を捜していたのかは分からなかった。だが彼女が並々ならぬ思いで俺を捜していたのであろう事はその瞳で直ぐに理解出来た。

「リュウさん…。あたしと…闘って下さい!!」
以下略



226: ◆OUO0NoB5Q0bR[saga]
2013/12/15(日) 00:30:44.21 ID:1/6ywOmdO
「………」
俺は無言で構えた。
もう会話は必要無い。後は拳が語ってくれるからだ。だが最後にこれだけは聞かねばならない。

「…君の名は?」
以下略



517Res/266.57 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice