過去ログ - 【スーパーストリートファイターCROSS:StrikerS EDITION】
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243: ◆OUO0NoB5Q0bR[saga]
2013/12/25(水) 19:33:37.61 ID:VNJRtDc6O
「(相手の拳撃を片手で逸らす!…だが今は相手に触れてはいけない。ならば…試した事は無いがやるしかあるまい!)」
波動拳の応用で掌から気を拡散させながら放つ「面」を使って受け流す。これなら多少狙いが外れても何とかなる筈だ!
「波ッ!」

その結果… 。
以下略



244: ◆OUO0NoB5Q0bR[saga]
2013/12/25(水) 19:52:29.92 ID:VNJRtDc6O
すると倒れそうになるのを踏ん張ったスバルはこちらを見ながら完全に動きが止まった。
「(何やら随分と驚いた表情をしているな。攻撃を受け流されて余程動揺したのか?)」
ところが次の瞬間に突如嬉々とした表情に変わり、凄まじい速度で突進してきた。

「なッ!?笑っている!?」
以下略



245: ◆OUO0NoB5Q0bR[saga]
2013/12/25(水) 20:23:03.02 ID:VNJRtDc6O
「(…せめて射撃だけでも封じねば!)」
俺はスバルとティアナをなるべく直線上に捉えてスバルを盾にするように立ち回った。

すると作戦が功を奏し、ティアナは殆ど弾丸を撃ってこなかったのでスバルの攻撃に集中する事が出来た。
程なくして攻撃が当たらない事に痺れを切らしたのか、スバルが大声で叫ぶ。
以下略



246: ◆OUO0NoB5Q0bR[saga]
2013/12/25(水) 20:57:13.10 ID:VNJRtDc6O
二人を視界に捉えやすくするべく横に移動しようとするが、スバルは我武者羅に俺を追い掛ける。
「あなたの相手はあたしですよ!」
「(『あなた』…だと!?俺が人間だと気付いたのか!?)」
またしても動揺してしまい、一瞬だけ動きが鈍った為に距離を詰められてしまった。

以下略



247: ◆OUO0NoB5Q0bR[saga]
2013/12/25(水) 21:17:21.83 ID:VNJRtDc6O
後ろではティアナが何か準備しているようだがまだ動かない。こういう時は動きの止まったティアナを狙うのが定石だが、纏わり付くスバルがそれを許さない。
「(こうなったら仕方ない…。躱しながら気を練っておいて大きい攻撃が来たら迎撃するしかない!)」
俺はスバルの攻撃を躱しながら少しずつ気を練り始めた。動きながらでは時間がかかってしまうが、こればかりはどうしようもない。


248: ◆OUO0NoB5Q0bR[saga]
2013/12/25(水) 21:48:07.73 ID:VNJRtDc6O
「スバル!」
突然ティアナが叫ぶ。同時にスバルが震脚からの拳撃でコンクリートの破片を飛ばして来た。
「(速度は大した事はないが…広過ぎて避け切れん。ダメージは軽微だろうが、もし喰らい過ぎれば幻術魔法が解けてしまうかもしれん。こうなれば…)」
俺は真半身に構え、手から放射状に気を放出して破片の一部を跳ね返し、当たる面積を最小限に抑えた。

以下略



249: ◆OUO0NoB5Q0bR[saga]
2013/12/25(水) 22:56:16.20 ID:VNJRtDc6O
「クロスファイヤー……!」
「リボルバァァァァ……!」
「(今の攻撃で目隠しと同時に技の準備を進めていたのか…!見事だ!)」

さっき二度も気を放出してしまったせいで練って溜めていた気が減ってしまっている。だが今から練り直す時間は無い。
以下略



250: ◆OUO0NoB5Q0bR[saga]
2013/12/25(水) 23:04:21.54 ID:VNJRtDc6O
☆真空波動拳
本来はリュウの師である「剛拳」から伝授される筈だったが、リュウが独自の修行の末に偶然自ら編み出してしまった波動拳の上位に当たる秘技。
波動拳がレーザー状になり、リュウの「波動も究めれば真空と化す」の言葉通り波動拳が空気を切り裂いて真空を帯びながら飛んで行き、真空の刃で細かく切り刻みながら押し寄せる波動拳の衝撃で対象を粉砕する。
直撃しなくとも掠めるだけで真空の刃によってある程度のダメージを与えられる。
また放出量を増やす事で速度や破壊力を上乗せする事も出来る為、使い手の実力が反映されやすい技となっている。
以下略



251: ◆OUO0NoB5Q0bR[saga]
2013/12/25(水) 23:35:41.56 ID:VNJRtDc6O
「…何とか間に合ったか…」
両掌から放った光は巨大なレーザー状となり、二人の攻撃が届くギリギリのところで相殺に成功した。辺りには煙が立ち込めている。

「イエーイ!ナイスだよティア!」
スバルの声だ。
以下略



252: ◆OUO0NoB5Q0bR[saga]
2013/12/25(水) 23:58:04.60 ID:VNJRtDc6O
「スバル防御!」
ところがティアナに一瞬早く気付かれてスバルを庇われる。
「む、煙の隙間から俺の姿が見えたのか」

「波動拳!波動拳!波動拳!波動拳!」
以下略



253: ◆OUO0NoB5Q0bR[saga]
2013/12/26(木) 00:09:35.53 ID:LJuGQo7jO
しかしティアナは倒れたまま転がって波動拳を躱し、瓦礫の影に隠れた。
そして瓦礫の影から射撃を試みたが、射角が限定される射撃だった為俺は難なく躱す。
続いてスバルが隙を見てそこへ辿り着いた。

「(瓦礫ごと吹き飛ばすのは造作も無いが…それだと大怪我をさせてしまうかもしれん。また様子見だな)」
以下略



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