過去ログ - 【スーパーストリートファイターCROSS:StrikerS EDITION】
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293: ◆OUO0NoB5Q0bR[saga]
2014/01/06(月) 23:57:47.06 ID:U388e4u3O
「…行ったか。俺は自分があんなに世話好きではないと思っていたんだがな。柄にも無い事をしてしまった」
試験前までは他人の事を考える余裕も無かった筈なのに、気付けば今はスバルの事ばかり考えていた。

「(同じ力に苦しむ者としての同情か?…いや、こんな事を考えるのはスバルに失礼だったな。
だが…俺は心の何処かで苦しみを共有出来る仲間を求めていたのかも知れん。だとすればそれは…俺の心の弱さに他ならない。俺は…こんなにも弱い人間だったのか?
以下略



294: ◆OUO0NoB5Q0bR[sage]
2014/01/07(火) 00:03:00.48 ID:eEjBZfmVO
今日はここまでにします。
正月休みがもう終わりだー!やれやれだぜ!


295: ◆OUO0NoB5Q0bR[saga]
2014/01/09(木) 20:21:31.89 ID:r+WlkR/aO
「(スバル…。一時的に精神が揺らいだだけであれだけの事が起こった…。俺は…本当に戦い続けていいのか?)」
スバルに起こった事が俺には起こらないとは言い切れない。自分の歩む道に疑念が生じる。

しかしいつまでも落ち込んではいられない。
「(…今それを考えるのはやめよう。スバルの試験も気になる。追い付いたら隠れて見守るか)」
以下略



296: ◆OUO0NoB5Q0bR[saga]
2014/01/09(木) 22:11:14.47 ID:r+WlkR/aO
☆竜巻旋風脚
リュウ達が修める拳法の奥義の一つ。宙に浮き、片足を軸にして回転しながら前方に進み、もう片方の足で連続回し蹴りを繰り出す技。回転と前進は気の力で行っている。
しゃがまれると比較的簡単に躱されてしまうが、高速の回し蹴りが連続で来るため一度当たると体勢を立て直したり捌くのが難しくなる(ただしリュウは一撃の重さに重点を置いている為、喰らった相手は大抵一撃で吹き飛ぶ)。
また空中でも使用可能。水平に進むのは勿論のこと、跳躍の上昇中に繰り出すと飛躍的に飛距離が伸びたり、下降中に繰り出すと落下速度が速くなる。
そしてこの技と波動拳・昇龍拳の三つはこの拳法における基本となっている三位一体の技である。
以下略



297: ◆OUO0NoB5Q0bR[saga]
2014/01/09(木) 22:34:20.15 ID:r+WlkR/aO
「リュウさん!」
移動中になのはが飛んで来た。 俺は話をする為にビルの屋上に降りる。

「サーチャーが壊れたから様子を見に来ようと思って向かってる最中に妙な魔りょ…気の増大を感じて嫌な予感がしたんだけど…大丈夫だったの?」
「(今のなのはに余計な心配をさせる訳にはいかんな。話を逸らすか)。この距離から感じ取れたのか…また腕を上げたな。最初は近距離で感じ取る事さえむず…」
以下略



298: ◆OUO0NoB5Q0bR[saga]
2014/01/09(木) 22:57:24.22 ID:r+WlkR/aO
「…すまん。だが特に問題は無かった。大丈夫だ」
「本当に?じゃああの気は何だったの?何で顔が少し腫れてるの?それに応急措置はしてあるけどあちこち怪我をしているみたいだし。あなたの実力であの二人にそこまで苦戦するとは思えないんだけど?(それに…顔が暗過ぎだよ)」
「(…やはり無理か。お前に嘘はつけんな)。スバルの殺意の波動が一時的に暴走した」

「!!……やっぱりそうだったんだね。スバルはもう大丈夫なの?あなたの体への影響はどうなの?」
以下略



299: ◆OUO0NoB5Q0bR[saga]
2014/01/09(木) 23:04:50.21 ID:r+WlkR/aO
「「………」」
しばしの沈黙が訪れるが…
「…とりあえず上を脱いで。治療するから」
沈黙はなのはにより破られた。

以下略



300: ◆OUO0NoB5Q0bR[saga]
2014/01/09(木) 23:23:57.90 ID:r+WlkR/aO
なのはは治療を行いながら話を続ける。
「……何でも一人で抱え込まないで。私に出来る事があれば何でも協力するから。それに時空管理局で『気』の研究が進めばきっと殺意の波動の事も何とかなるよ!」
「…そうだな…」
「そうそう!だから元気だして!……はい、終わり!」
「…ああ、すまんな。お前に話して少し気が楽になった。もう大丈夫だ」
以下略



301: ◆OUO0NoB5Q0bR[sage]
2014/01/09(木) 23:45:43.98 ID:r+WlkR/aO
今日はここまでにします。
なんかガッツリ投下のペースが落ちてる気がする…。
こうなったらストックが尽きるまで大量に行っちゃおうかしら…。


302: ◆OUO0NoB5Q0bR[saga]
2014/01/11(土) 20:42:33.93 ID:0xUDzrmpO
[試験会場 最終関門付近 廃ビル]
「間に合ったか。ここからなら大型のあれも外の様子もよく見えるな」
どうやらスバル達より先に到着してしまったようだ。これで最初から様子を見られるが、スバル達はこのままでは最終関門を突破しても時間に間に合わなくなってしまう。
「(早く来い…。友の想いを無駄にするな!)」

以下略



303: ◆OUO0NoB5Q0bR[saga]
2014/01/11(土) 20:52:33.45 ID:0xUDzrmpO
走るティアナからは気配を感じないので直ぐにあの時の幻だと分かった。

「ティアナは幻で敵を引き付けているようだな。本人は瓦礫の影…。ではスバルは…。向こうのビルか。あれを発見したんだな。だがあんな距離で何を…」
今のスバルの実力ではあの靴を使っても跳べる距離とは思えなかった。
「何か策があるんだな。お手並み拝見といくか」


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