過去ログ - 【スーパーストリートファイターCROSS:StrikerS EDITION】
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341: ◆OUO0NoB5Q0bR[saga]
2014/01/23(木) 21:56:53.45 ID:lnSJ2LGNO
[臨海第8空港近隣 沿岸部 指揮通信車内]
その頃、沿岸部の前線部隊では人手が足りず、人員配置に四苦八苦していた。

「応援の状況は？」
「…首都航空部隊の主力が一時間以内には到着する予定だそうです」
以下略


342: ◆OUO0NoB5Q0bR[saga]
2014/01/23(木) 22:08:19.86 ID:lnSJ2LGNO
「…要救助者の残りは？」
「あと20名ほど…」
「20！？」
ゲンヤはその数字を聞いて驚きを隠せなかった。 何故ならば要救助者は100名以上おり、空港のあちこちに点在していた為に発見するだけでも苦労する状態だったからだ。

以下略


343: ◆OUO0NoB5Q0bR[saga]
2014/01/23(木) 22:13:48.82 ID:lnSJ2LGNO
「…よし。おチビの空曹さんよ、もういいぞ。自分の上司の所に合流してやんな」
「いえ、もう少し情報を整理して指示系統を調整してからにします」
「…そうかい。まあ…助かるがな。(これなら二人とも大丈夫だろう。さて、気合を入れ直すか)」
ゲンヤは一瞬だけ父親の顔に戻るが、直ぐに切り替えて自分の使命を果たす事にした。

344: ◆OUO0NoB5Q0bR[saga]
2014/01/23(木) 22:52:13.27 ID:lnSJ2LGNO
「…よし。おチビの空曹さんよ、もういいぞ。自分の上司の所に合流してやんな」
「いえ、もう少し情報を整理して指示系統を調整してからにします」
「…そうかい。まあ…助かるがな。(これなら二人とも大丈夫だろう。さて、気合を入れ直すか)」
ゲンヤは一瞬だけ父親の顔に戻るが、直ぐに切り替えて自分の使命を果たす事にした。

345: ◆OUO0NoB5Q0bR[saga]
2014/01/23(木) 22:57:20.95 ID:lnSJ2LGNO
[はやて出動より数十分後 臨海第8空港 火災現場上空]
「仄白(ほのしろ)き雪の王…銀の翼以て…眼下の大地を白銀に染めよ！」
はやては空中で待機しながら消火の為の魔法を発動する準備を進めていた。足元には魔法陣、頭上には白く光る四つの立方体が浮いている。


以下略


346: ◆OUO0NoB5Q0bR[saga]
2014/01/23(木) 23:08:45.70 ID:lnSJ2LGNO
そして航空武装隊員ははやての為に露払いを行っていた。
「八神一尉。指定ブロック、避難完了です」
「発動、お願いします！」

「了解！来よ、氷結の息吹…！」
以下略


347: ◆OUO0NoB5Q0bR[saga]
2014/01/23(木) 23:12:55.08 ID:lnSJ2LGNO
☆アーテム・デス・アイセス
はやての操る広域型氷結魔法。頭上に出現させた四つの立方体に気化氷結の魔力を圧縮し、それを放って着弾点から広範囲を気化熱で氷に閉ざす。
この魔法に限らずはやては元々魔法の微調整が苦手な為、「ユニゾン」を行った状態でないと範囲を絞り切れない・加減を間違えるなどの失敗をする事がある。
livedoor.4.blogimg.jp
download2.getuploader.com
以下略


348: ◆OUO0NoB5Q0bR[saga]
2014/01/23(木) 23:17:09.30 ID:lnSJ2LGNO
氷は一区画を侵食し、次々と炎と爆発が姿を消していく。程無くしてその区画は時が止まったかのように静まり返った。
舞い上がった氷の粒が雪のように静かに舞い降り、安全圏まで退避していた筈の航空武装隊のバリアジャケットが余波で若干凍り付いてしまった。 そして周辺の温度が急激に下がり、隊員の吐く息が真っ白になる。

349: ◆OUO0NoB5Q0bR[sage]
2014/01/23(木) 23:25:27.40 ID:lnSJ2LGNO
今日はここまでにします。
22〜23時の間は混雑しすぎて投下出来なかったです…。


350: ◆OUO0NoB5Q0bR[saga]
2014/01/27(月) 20:05:22.12 ID:hq7Ee4P4O
「すっげえ……」
「これが…オーバーSランク魔導師の力……」
これ程大規模で強大な魔法を操れるのは時空管理局の中でもはやてただ一人。しかも今回は効果範囲を絞っての使用である。
その希少で絶大な能力故に、はやては現時点では魔導師ランク「SS(ダブルエス)ランク」を保有している唯一の魔導師となっている。
ただしランクの頂点は「SSS(トリプルエス)」であり、はやてがそれを保有していないのは「広域型以外の魔法があまり得意ではなく(その広域型ですら制御しきれない場合がある)、直接的な戦闘能力が(オーバーSランクの割には)低い為」である。

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