過去ログ - 【スーパーストリートファイターCROSS:StrikerS EDITION】
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◆OUO0NoB5Q0bR
[saga]
2014/03/09(日) 23:07:39.61 ID:alQYlmlPO
「もう一つ…質問だ…」
「!?」
野生動物は生きる為に素早く「それ」を察知して行動するという。人間も同じように「それ」を素早く感じられるかどうかは闘いに於いて重要な事だ。
危機を回避する為・生きる為に最も必要なのは力でも速さでも硬さでもなく「危機を察知する」能力。危機を事前に察知する事が出来れば対処の方法はいくらでも考えられるからだ。
以下略
449
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◆OUO0NoB5Q0bR
[saga]
2014/03/09(日) 23:10:48.04 ID:alQYlmlPO
「今の話…本当か…」
「は、はい。本当です」
「…では最後の質問だ。今の話を信じるとして…自分の意志で闘っているのか?」
「…はい。最初は小さい頃に望まない形で大きな力を手にしてしまいました。その力で否応無しに戦った事もあります。でも後悔はしていません。確かに辛い経験でしたが…その経験が今のウチを作っているし、その力で救える人がいるという事に誇りも感じてます。何よりもそれでなのはちゃんとフェイトちゃん、ヴォルケンリッターのみんなに会えたからこそ…今、こうして自分の意志でここにいられるんです」
450
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◆OUO0NoB5Q0bR
[saga]
2014/03/09(日) 23:16:56.45 ID:alQYlmlPO
「「………」 」
ナッシュとはやてが真剣な目で見つめ合って黙り込んでいる。 そしてしばし時が経つとナッシュから喋り出し…
「フッ…君の目や言葉から嘘偽りは感じられない。素直な意見をありがとう。
…大人気無い事をしてしまったな。本当にすまない」
「い、いえ!とんでもない!」
以下略
451
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◆OUO0NoB5Q0bR
[saga]
2014/03/09(日) 23:20:08.61 ID:alQYlmlPO
「君は芯が強く物怖じしない実直な子だな。その実直さをガイルにも見習わせたいくらいだ」
「ナッシュ…一言余計だ」
「あははは…。(…ビビったー。襲われるかと思ったわ。クールに見えるけどガイル少佐より熱くなりやすいとちゃうんかこの人…)」
「(…訂正。二人共話しづらそう)」
「(はやてちゃん…これから大変だね…)」
452
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◆OUO0NoB5Q0bR
[saga]
2014/03/09(日) 23:27:26.72 ID:alQYlmlPO
[数十分後 同場所 ホール]
大勢の人間が集まって整列している。これから発足式が始まろうとしているところだ。
そこにスバルとティアナもおり、その側には10歳前後と思われる二人の男女の子供もいる。
「(さっきはやてが言っていた若いメンバーの残り二人だな)」
以下略
453
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◆OUO0NoB5Q0bR
[saga]
2014/03/09(日) 23:31:23.14 ID:alQYlmlPO
拍手が終わると演説が始まった。
「平和と法の守護者…時空管理局として事件に立ち向かい、人々を守っていく事が私達の使命であり成すべき事です」
「(その守備範囲がICPOとは桁違いなのよね。いまいちピンと来ないわ。それを…あんな子供がねぇ…)」
「実績と実力に溢れた指揮官陣…」
以下略
454
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◆OUO0NoB5Q0bR
[saga]
2014/03/09(日) 23:33:35.83 ID:alQYlmlPO
「それぞれ優れた専門技術の持ち主のメカニックやバックヤードスタッフ…」
「(長いことなのは達と一緒にいるが殆どが知らん顔だな)」
「そして特別な理由で協力していただく事になった格闘家の皆さん…」
「(私の本職は刑事なんだけどな)」
以下略
455
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◆OUO0NoB5Q0bR
[saga]
2014/03/09(日) 23:37:19.20 ID:alQYlmlPO
「一年間という短い期間ではありますが、全員が一丸となって事件に立ち向かっていけると信じています。…ま、長い挨拶は嫌われるんで…。以上、ここまで!機動六課課長及び部隊長、八神はやてでした!!」
再び大きい拍手が巻き起こる。
以上で発足式は終わりのようだ。思ったよりも終わるのが早かったな。
456
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◆OUO0NoB5Q0bR
[saga]
2014/03/09(日) 23:41:40.16 ID:alQYlmlPO
今日はここまでにします。
第四話はまるごと導入部分となっているので、まだこんな感じで進みます。
次回は木曜までに投下します。
457
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◆OUO0NoB5Q0bR
[saga]
2014/03/13(木) 22:39:06.28 ID:IKGRk1MhO
[発足式終了後 同場所 屋上ヘリポート]
俺達四人は正式な入隊手続きと会議の為に屋上のヘリで本局へ向かう事になり、はやて・フェイト・リインと共に屋上へ向かっていた。
「あ、ヴァイス君!もう準備できたんか?」
「準備 万端!いつでも出れますぜ!」
威勢のいい返事の主の名は「ヴァイス・グランセニック」。ヘリの操縦資格の中でも数少ない最高ランクのA級ライセンスを持っている1人だそうだ。
以下略
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