過去ログ - 【スーパーストリートファイターCROSS:StrikerS EDITION】
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◆OUO0NoB5Q0bR
[saga]
2014/03/13(木) 23:04:08.25 ID:IKGRk1MhO
[ヘリ内部]
「八神隊長!フェイトさん!行き先はどちらに!?」
「首都クラナガン…」
「中央管理局まで」
「了解!…行くぜ、ストームレイダー」
以下略
464
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◆OUO0NoB5Q0bR
[saga]
2014/03/13(木) 23:10:18.72 ID:IKGRk1MhO
[数十分後 首都クラナガン 時空管理局地上本部 中央議事センター]
手続きが終わってから直ぐに議事会場へ向かった。
当初は三人がはやて・フェイトと共に会議に行って俺だけここで機動六課の隊舎に戻る予定だったが、オフィスで顔合わせした後ではやてが「リュウさんにも参加してほしい」と頼んできたので俺も参加する事になったんだ。
465
:
◆OUO0NoB5Q0bR
[saga]
2014/03/13(木) 23:15:51.15 ID:IKGRk1MhO
そして程無くして会場へ着き、会議ははやての説明から始まった。
「捜索指定遺失物…『ロストロギア』については皆さんもよくご存知の通りですが、外部協力者の方の為に説明させていただきます。
ロストロギアとは様々な世界で生じたオーバーテクノロジーのうち、消滅した世界や古代文明を歴史に持つ世界において発見される危険度の高い古代遺産の事です。
大規模な災害や事件を巻き起こす可能性のあるロストロギアは特に正しい管理を行わなければなりませんが、残念ながら盗掘や密輸による流通ルートが存在しています」
466
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◆OUO0NoB5Q0bR
[saga]
2014/03/13(木) 23:20:30.00 ID:IKGRk1MhO
「ロストロギア、か。資料によると俺達の世界で見つかった『ジュエルシード』とかいう宝石もそのロストロギアだったそうだな」
「私はそれで酷い目に会ったわ」
そう…。俺と春麗、他2人の合計4人はジュエルシードによって「事件」に巻き込まれたんだ。
「はい。ではここでロストロギアの危険性の再認識の為…それに繋がる話として格闘家の方々に協力していただく事になった経緯を簡潔に説明いたします」
467
:
◆OUO0NoB5Q0bR
[saga]
2014/03/13(木) 23:25:08.33 ID:IKGRk1MhO
次の説明はフェイトにバトンタッチだ。
「『プレシア・テスタロッサ事件』はご存知の方も多いと思われますが、事件は首謀者のプレシア・テスタロッサが実験事故で亡くした一人娘を生き返らせる為、存在しているかすら不明な伝説の世界『アルハザード』を目指した事に端を発します。
そのアルハザードを目指すのに必要だったのがジュエルシードが引き出す莫大なエネルギーです」
468
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◆OUO0NoB5Q0bR
[saga]
2014/03/13(木) 23:32:30.06 ID:IKGRk1MhO
「ジュエルシードの生み出す莫大なエネルギーは動力としてだけでなく、生物に注ぎ込まれると細胞組織や精神が変質し暴走してしまうという危険な物です。
全部で21個あったジュエルシードのうち9個はプレシア・テスタロッサが使用した事で失われ、残り12個の内8個は事件解決後に時空管理局によって封印に成功しました。
最後の4個は姿を消してしまい行方が知れませんでしたが、ある時突如協力者の方々のいた未開の世界…後の『特別管理世界』にその1個が姿を現し、その場に偶然居合わせた格闘家数名がジュエルシードによって暴走してしまったのです。
469
:
◆OUO0NoB5Q0bR
[saga]
2014/03/13(木) 23:39:33.99 ID:IKGRk1MhO
「その現場には当時嘱託魔導師だった高町なのはとヴィータ職員が出向しました。
両名が到着すると現場は既に破壊の限りを尽くされており、一般人の生存者がいる可能性は絶望的と思われましたが、暴れていた数名の中に紛れてジュエルシードの影響を受けずに理性を保ったまま一般人を護りながら戦っていた人物がいました。それがこちらにいらっしゃるリュウ氏です」
470
:
◆OUO0NoB5Q0bR
[saga]
2014/03/13(木) 23:44:16.16 ID:IKGRk1MhO
「この男が噂の…」
「素手で砲撃魔法を跳ね返すという噂は本当なのか?」
「私は広域型魔法と互角と聞いたぞ?」
「エース・オブ・エースを打ち倒したという話も聞いたな」
「神秘の力…『気』だったな。実に興味深い」
以下略
471
:
◆OUO0NoB5Q0bR
[saga]
2014/03/13(木) 23:47:01.51 ID:IKGRk1MhO
「お静かに願います」
騒がしくなりそうなところにはやてが止めに入り、そのままフェイトと交代した。
「資料にある通りこの方が我々が最初にコンタクトを取った格闘家で、暴走した格闘家と交戦していたリュウ氏のそのあまりの戦闘力の高さからリュウ氏もジュエルシードの力を受けていると勘違いした高町・ヴィータ両名が全員まとめて動きを止めるべく攻撃を仕掛けたのがコンタクトのきっかけです。
そして誤解を解いてからはリュウ氏と共にジュエルシードを破壊する事に成功しました。…しかし、その代償に高町嘱託魔導師が一時は再起不能とまで言われた程の重傷を負ってしまったのです」
472
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◆OUO0NoB5Q0bR
[saga]
2014/03/13(木) 23:54:04.31 ID:IKGRk1MhO
「その後リュウ氏はその事件がきっかけでその日から半年間だけ時空管理局に在籍する事となり、時空管理局は格闘家という存在を認識すると共に、諸事情からその世界を『特別管理世界』に認定する事となります。
同時にその世界の事件当事者から提供していただいた情報から、この事件の首謀者と目される人物及びその人物の統括する犯罪組織も判明しました。ですが今は機密保持の為に伏せさせて頂きます。
公開可能な情報として言える事は、この組織は多数の格闘家を擁しており、更には残りのジュエルシード全てを保有していると推測される大変危険な組織であるという事です」
眈々と説明を続けるはやての顔を見ながらフェイトは心の中で呟く。
以下略
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