過去ログ - 三浦「あーしってさ案外一途なんだよね」八幡「はぁ」
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352:1 ◆4iWfcnGpVeQA[saga]
2013/11/10(日) 11:30:26.18 ID:/pxHn9wIo
 俺は放課後、優美子に連れられて屋上へと来ていた。優美子は俺の手をしっかりと握り、離そうとしない。

 「逃げないから、心配すんな」

 「そうじゃないって」

 ドアが開かれる音が聞こえる。そして、そう、事件の当事者である相模が入ってきたのである。

 優美子はすかさず、ただ唯一の退路であるそのドアを占拠する。

 「え、えっと、う、うちに話ってなにかな」

 「八幡、ちょっとこっちに来て」

 俺は言われるとおりに優美子の隣へと移動する。

 すると優美子は問答無用で俺の唇を奪った。

 「ゆ、優美子?!」

 俺の唇を奪った優美子は、唇の感触を確かめるように舌なめずりをし、嬉しそうに微笑んだ。

 「見てのとうりさ、あーし、こいつと恋仲なわけ」

 「そ、そうなんだ、お、おめでとう」

 優美子の眼光が鋭くなり、その鋭さで相模を貫く。その刃に貫かれた相模はビクッと体を震わせる。


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